愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

抜けちゃったり、本当に色々あります


小さいさん19ヶ月とちょっと。


1月は色々あって、実はちょっとした手術を受けました。その後どうも体調も気分もすぐれなかったところに、小さいさんの風邪をもらってしまい、小さいさん妊娠・出産以来初めてぐらいの発熱・咳。もういっぱいいっぱいで心も体も限界になりそうな時に、日本からママが駆けつけてくれました。週末に泣き言を言ったらぱっとチケットをとってくれて月曜日には到着。ご飯を作ってくれたり、掃除をしてくれたりもですが、いてくれるだけでありがたく、10日間の滞在の後帰る段になって、別れ際に私号泣。家を出てもう15年にもなるけれど、実はこんなこと初めて。子供を産んでから親のありがたみが素直にわかるようになった気がします。それこそ地元で就職して、地元で結婚して・・・となれば、ずっと近くにいれたのになぁ、若い時の勢いでここまで飛び出してきちゃったものなぁ・・・なんて初めて思ってしまった。小さいさんは、生後1ヶ月の時以来のおばあちゃんとの再会。いっぱい遊んでもらって楽しかったみたい。


最近の様子。


思いがけず高いところに手が届くようになったので、今年はおばあちゃんが来ている間にお雛様もぱっと出して写真とってぱっと片付ける作戦。私が小さい時に着ていた着物も持ってきてくれて、記念撮影。お雛様の首をすぽっ!とかやるかと思ったけれど、おもったよりそろーっと触っていました。おばあちゃんが教えたので、お雛様とお内裏様をみて「パパ、マミー」


ヒマがあれば一人でずーーーーーーーーーーっと歌っている。へにょへにょ可愛い声で歌っているのがたまらんです。


形合わせパズルができるように。形だけでなく、色も合わせないと行けないのだけれど、ちゃんと黄色のところに黄色のパズルを持って行ったりしている。


最近急に「マミー」と呼んでくれるようになったのは嬉しいが、用事があって呼ばれるときは「マミ!」と命令口調。パパは「パパ」だったのが、「ダディー」も使うように。どっちもパパのことだというのがわかるらしい。学校のお友達の影響か。「パパ、マミー、パパ、マミー」と一人でぶつぶつ言ったりする。


しかしパパっ子であることは変わらず。ママがトイレにたっていなくなったりすると騒ぐのが普通だろうけど、パパがちょっとトイレに立ったり外にゴミ捨てに行ったりするだけで、「パパ、パパ」と大騒ぎ。この間はカフェでパパがトイレに立った後、パパ!パパ!パパプープー(うんち)?と大声で叫んでおりました。失笑


公園で2メートル以上ある垂直のはしごをすいすい登って、頂上に行ってしまう。私のほうが高所恐怖症気味なので追うのがちと怖い。


しまじろうラブ。まさかとは思っていたけれど、この食いつきはすごい・・。とはいってもこどもちゃれんじは購読しておらず、体験DVD二枚と、オンラインに上がっているビデオのみ。


しまじろうのDVDを見たいときには「はーい!」と手を挙げる。お返事=しまじろう、らしい。でも小さいちゃんの名前を呼んでもはーい、と返事はしてくれない。


「こぶた、たぬき、きつね、ねこ」の歌や「むすんでひらいて」の手遊び歌を真似してやるようになった。


最近覚えた言葉「Off」。服を脱ぎたいとき、体にまとわりついたブランケットを取りたいとき、高い時から降りたいとき、ひっかかったものを取りたいとき・・しきりにオフ!オフ!と言う。


おばあちゃんに人形を乗せるストローラーを買ってもらいました。人形を載せ、タオルをブランケットがわりに上からかけ、自分は手提げを持っておでかけ気分で押して歩いています。段差やカーペットにひっかかって先に進めないときは、ストーローラー本体を持ち上げるというのをおばあちゃんが教えたら、いっちょ前にやるようになったのがおかしい。


ご飯、炭水化物だけじゃなくておかずも食べろー食べろーと思うのだけれど、そういう気を送っている間は絶対手を付けない。食べさせてもらうのも嫌いで、自分のペースで食べたいらしい。ちょっと目を離して意識しないときのほうが、おかずをモリモリ食べたりしている。不思議。親がやって!!と強く思えば思うほど子供って絶対やらないもんなんですよねー。


普通のコップから水を飲むように。シッピーカップを出しておいても、「オフ!」といって蓋をとるよう要求。味噌汁も大好きで、おわんで自分で飲みつつ、飲み終わってから「カー」とか言っている。


こっちが言ってることはだいぶわかるみたいで(主に英語だけど・・・)、ご飯の前に「もう手洗ったの?」ときくと「Yeah」と言ったり(たまに嘘のことも多い)、公園で「もうお家帰ろうか」「No!」「まだ遊んでたいの?」「Yeah」という会話が成り立っている。それにしてもNoの多いこと。


1から10まで言える。こっちが「One」というと「Two」、「Three」というと「Four」と先の数字を言う。でもThreeが「スゥイー」とかで可愛い。歌の歌詞でも、「Maybe,maybe」というのをずっと「ベイビー、ベイビー」と言っている。笑


思い立ってオークランドの動物園へ。お友達に声をかけたら5家族ぐらいあつまりました。それぞれのペースでのんびり回りましたが、大きなキリンがいるのに、気になるのはその前の池にいる鳥だったりするのよね・・・


小さいさんひじを抜かす。旦那と私で片方づつ手をつないで、子供の手を引っ張ってジャンプする遊びをやっていたら、旦那が持っていたほうの肘が抜けちゃった・・。本人は泣かず終始ご機嫌ではあったのですが、旦那が何かがスナップする感覚がしたらしく、また子供も左手首を押さえる素振りを見せ、あとはもう左手をだらーんとしてどんな状況でも左手を使わなくなったので、これはいかんと病院へ。


以前入院した病院のER、あんまり戻りたくないトラウマな場所・・・。でも最初に見てもらった看護婦さんによるとこれはNursemaid elbowといって、すっごくよくあることなので、お医者さんが入れなおしてくれたらすぐ終わる、とのこと。処置室どころかERの廊下に置かれたベッドに座らされ、スキンヘッドのお医者さん登場。肘が抜けるメカニズムを詳しく説明してくれ、子供の手をいったんひっぱってから、左右にねじってねじって入れなおす、というプロセスを説明してくれたため旦那パニック。「大丈夫、落ち着いて。じゃあ子供を後ろから抱っこしてもらえますか。やってくれる人」旦那「や、やだ!」


看護婦さんたちも見守る中、お医者さんは子供のうでをひょいっと取ったと思うと簡単に子供の腕を曲げて曲げてはいオワリ。もっとガキ!ゴキ!ってやると思っていたので拍子抜け。でももちろんわーっと泣く小さいさん。でも病院スタッフがシャボン玉をふーっと吹いたら泣きやみ、シャボン玉を追いかけはじめたと思ったら、さっきまで挙げられなかった左手をひょいと上げて何もなかったのように遊んでるじゃないですか。みんな拍手、お医者さんガッツボーズ。心配で緊張の面持ちで病院に足を踏み入れてから、みんなで爆笑しながら退院するまでその間2−30分。私も旦那も腕やら肩やら抜けた経験をしたことがなかったのでビビリまくったのですが、後から聞いたら自分も小さい時よく抜けてた!っていう友達が結構いてビックリ。まあ、何もなく無事に成長するに越したことはないですが・・・もし病院に行くハメになったとしても、今回のように、はははと笑いながらさっと病院を後に出来るようなことであって欲しい!!