愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ノースビーチでフードポルノ

良いカメラももらったことだし、お天気もいいし、小さいチャンもデイケアで遊んでるし。旦那と一緒に、久しぶりにサンフランシスコの「リトル・イタリー」であるノースビーチへ。子供が生まれる前にはそこそこ行っていたエリアでしたが、街再発見!ということで、ウォーキングツアーに参加してみました。というより、参加したのは私達だけだったんですが・・・、ノースビーチの食文化を探検するツアーのはじまりはじまり。


まずは、地元のカフェ、Caffe Romaでエスプレッソ。


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常連さんが多いようで、お店の人達と気軽に挨拶しています。スタンリー・トゥッチを若くしたようなおっちゃんが愛想よくコーヒーを入れてくれます。


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このお店では独自に豆をローストしています。ローストする前のコーヒーも見せてもらいましたが、ロースト前のコーヒーは匂いがほとんどない。そして匂いと味はほとんど同じだろうで、美味しいコーヒーかどうかは美味しい匂いかどうかでわかるんだとかー。


XOX Truffles。セントフランシスホテルのシェフだったというおフランス人のおじさんがトリュフを作っているお店です。ここはたまに行っていたのだけれど、作っているところを見せてもらうのは初めて。


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ここのトリュフはとっても小さいのだけれど、いろーんな種類の味があって美味しい。小さな紙袋いっぱいにたーくさんおみやげをくれました。Yum yum.


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箸休め


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こちらはLiguriaベーカリー。ここはフォッカシアが美味しいと有名なところなんですが(というかそれしか作ってない)、同時にお店の人が気難しい上に、朝お店を開けて売り切れたらあっという間に店を閉めちゃうのでも有名なところ。一度旦那が買ってきてくれたことはありましたが、お店に入るのは初めて。実際確かにむっすーとしたおばちゃん二人(笑)でもフォッカシアはほれこのとおり。


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箸休め


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Italian French Baking Company


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130年続くパン屋さん。イーストのタネもその時からのものを使っているのだそう。


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このレンガのオーブンも当時のもの。サンフランシスコにあるレンガのオーブンはある一族によって全部作られたのだそう。


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レンガのオーブンは使えば使うほどよくなるんだとか。またオーブンを作るのも熟練の技術がいるらしく、今ではつくろうとしても出来ないらしい。貴重なんですねぇ・・・


機材も工場もボロボロだし、全てがかなり無造作な感じもするんですが(工場の棚に並べられたパンと、粉だらけのステレオコンポが共存してたり)


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パンもビスコッティも美味しかった(ビスコッティは二度焼きしない柔らかめのもの)


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途中、ビートニクスのたまり場として有名なCaffe Triesteに寄り、続いてはVictoria Pastry Company。ここもイタリア人の家族経営のお店で、古いブリックオーブンを使っています。ここは中華街のボーダーに近いからか、お客さんはチャイニーズのお年寄りが多いの。


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ツアー中ずっと試食させてもらってましたが、クリームたっぷりのエクレアを食べてかなりお腹がうっ、となってきた・・


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次に行くはずのお店がまだ閉まってたのでまたCaffe Romaで一休みして


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チネチッタという名前の小さなイタリア料理やさんで2種類のオリーブオイルの味見をさせてもらい


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ローマスタイルのピザをいただきました。


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これでツアーはおしまい。


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私はもうこれでかなりお腹が一杯で気持ち悪くなりそうだったのですが、食べ足りないという旦那が追加オーダー・・・


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揚げたラビオリに


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ライスコロッケまで!


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砂糖と炭水化物の摂り過ぎ・・・!でも、普段は通り過ぎていたお店にもはいれたし、ツアーをしているおじさんが地元の人なので色々な話が聞けたし、良かったです。道行く人達とも顔見知りみたいで結構行く先々で挨拶されてたり、お店の裏を見せてもらうこともできたし。観光客向けの店に連れて行かれたら嫌だなと思ったけど全然そんなことなかったし。行ったお店は家族経営のお店が多かったですが、お店の人達が話す言葉は英語でも、いい意味でも悪い意味でも働きっぷりやたたずまいが本当にイタリアっぽいのも逆に新鮮でした。自分が住んでいる街を、ちょっとこんなふうに観光客の視点で見てみるのも新鮮でいいかもしれません。新しいカメラも使えたので満足満足。