ここのところ風邪を引いて寝込んでしまいあんまり書くことも無いので、ここぞとばかりに、なかなか終わらない3ヶ月前の旅行記を書いています。
旅行するときって都市を回る順番でまたその都市の印象も変わるみたい。こぢんまりして、でもとても面白かったマラッカ。ああ〜本当によかったよね〜、と、もうこの旅のハイライトは終わってしまったような気分になりながらペナンに飛びました。旦那いわく、マラッカが、小ぢんまりした小都市(サンフランシスコ?だいぶ違うけど)ならば、ペナンはロサンゼルスだ!ペナンとひとくちにいってもとっても大きな島なので、移動も大変だし、色々なものが色々な場所に散らばっていて、でもごちゃごちゃした場所だな〜、という印象でした。華人の人口もすごーく多いので、何かここは変な台湾か?みたいな気分になるときも(笑)でもペナンも歴史がある街なので、どどーん!とコロニアル風の建物あり、海あり山ありで、面白かったです。
ペナンの最初の印象は、とにかくこじんまりしていて、のんびりと歩けたマラッカに比べて、車が多い!歩道が少ない!ごちゃごちゃしてて歩きにくい!殺風景!結構日本からの旅行者も多いし、日本の会社もペナンにあったり、それから最近はリタイアしてペナンに長期滞在する日本人シニアが多いとも聞いていたので、すごーく風光明媚なところを想像していたのですが、街そのものはそうでもなかった。そういえば着いてすぐに怪しい日本人用カラオケバーとかクラブとかスナックとかいっぱい見て、ううむそういうところなのか?と思ったり。でも2日ちょっと滞在しているうちに印象もあとからだいぶ代わってきました。
陳家がホテルをとったのは、ペナンの繁華街ジョージタウン。結構高級ホテルもたくさんあるのですが、なんとなく周囲の雰囲気は場末っぽい。陳家はジョージタウンの繁華街よりちょっとだけ北側にある、一泊2000円ちょっとのホテルにご宿泊。結構マレーシア旅行って、物価が安いから極楽リゾートスパホテルに泊まってリラックス〜、という感じで、ガイドブックも結構そういうホテルばかりが紹介されていたのだけれど、陳家はホテルにとどまって施設を満喫するよりもどうしても外に行ってしまうため、今回の旅は寝られればよいだけの安宿ばかりに泊まってしまいました。
泊まったのはこちら→ Hotel Mingwood (明月飯店)
結構オンラインでの口コミで評判も良く、ホテルの人みんなフレンドリー。ホテルに着いたらすでに名前を覚えていてくれていたし。ホテルそのものは質実剛健、昔々の保養所か合宿所といった感じ。すごーく古い。見た目もボロッとしていて、小汚い。でも、よーく見ると古いだけで、きれいはきれい。廊下にでると、ぷーんとお線香の香りがします(笑)部屋についているテレビはあまりに小さくて、豆粒のよう。ベッドから良く見えません・・。窓が開かなくて、蒸し暑いのだけれど洗濯物は乾かないというのだけ難でしたが。屋上で朝ごはんも食べられる。お客さんはマレーシア人と、長期滞在っぽい西洋人が多かった。
荷物を置いて、とりあえずは近所へGo!
道端にあったインド喫茶?で地元のインド人のおっさん達と一緒に、コーヒーで一休み。コーヒーとか、紅茶とか、頼むとこうやって「引っ張って」くれます。こうすると泡がたって、味が際立って美味しくなるんだって。実際これが美味い〜。このおにいちゃんの手際のよさをご覧ください。
ごちゃごちゃした街に、こちゃっとした、昔なつかしな感じのコーヒー屋さん。これは別のところ。うーん、写真で撮ると、実際より妙にキレイに見えるなあ・・。
アイスコーヒーを頼むと、金魚すくいのバッグみたいなのに入れてくれます。
海の見える風景。高層ビルもたくさんな、都会。
岸では、釣りをする人も。写真ではキレイに見えますが、結構ゴミが落ちててすごいです。
暑いので海風は気持ちいい。デートにも最適、家族連れもたくさん。本当に蒸し暑いところで、イスラムの女性はお疲れ様・・でも汗だくの私とは対照的に、みんな涼しい顔をして歩いています。