愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

レンタカー通勤


普段は会社のシャトルバスで通勤しているのですが、あまりにお天気がよくて気持ちがよかったので、車通勤をしてみました。会社までは、ハイウェイに乗って約40分。でも渋滞があるので、だいたい1時間ぐらいかかります。バスだと、会社に着くまでに寝たり本を読んだり音楽を聴いたりできるし、カープールレーン(2人以上の人が乗っている車だけが走れる優先道路)を使えるし、自家用車だとガソリン代も最近はとっても高いので、バスに乗ったほうが色々とお徳なのですが、たまに自分がコントロールできない空間に片道1時間閉じ込められていることにきぃぃ〜!となってしまいます。天気がよくても窓も開けられないし。ちょっと気分転換もかねて、Zipcarでお気に入りのマツダ3を借りてGo!


お気に入りの音楽をかけて、ハイウェイをすいすい〜、と行くはずだったのですが、最初はどうしても運転の勘が取り戻せないうえに(アメリカで運転するのはまだ10回目以下)、ハイウェイに乗る前にガソリンの残量が気になって、あわててガソリンスタンドで給油。ここで、ガソリンの蓋をどうやって開けるのか判らず(笑)、軽くパニクってしまいました(アメリカのガソリンスタンドは大体セルフサービスなのです)。うへ〜!そしてハイウェイに乗ったら、今度は眠くて眠くてたまらない・・・。だいたい120キロぐらいで運転しているので、気をつけなければ〜と思う気持ちが強いのに、朝早いから眠くて注意力は散漫・・・。うーん、毎朝車通勤している人はエライなぁ・・・・。


ベイエリア近辺は、日本に劣らずラッシュ地獄。ハイウェイに乗ってみんな遠くから通勤してきます。バスの中からそんなハイウェイの風景を見ていると、結構車を運転しながら携帯で何か打ってる人、ひげをそってる人、台所から持参したスプーンでヨーグルトを食べている人、髪をブラッシングしている人・・・など結構好き勝手な事をやっていてあぶなっかしい。そして毎朝のことだから、私みたいにきっと眠気とたたかってぼんやり運転してる人も多いのだろうなぁ・・とちょっと怖くなりました(笑)。同僚は、会社の帰り道、あまりに疲れていて歩道に乗り上げたこともあったとか・・・。


でも帰り道はさんさんの太陽の下、気持ちよーく運転できました。でも結局ハイウェイでは窓を閉め切ってエアコンをかけて運転するから、あんまり開放感はなかったかも。でも、つかの間の自動車通勤をして思ったのは、待ち時間もなくドア・ツー・ドアだから全然疲れない!、好きなところに寄り道できる!そして渋滞があっても、バスの中でいらいら座っているよりは、自分で何かアクションが取れる分気分もスッキリでなかなかよい、好きな音楽をがんがんかけられてよい、ということ。でも逆に、完全に孤立した空間なので、外の世界と完全にインタラクションが遮断されるのが不思議な感じでした。毎日2時間の運転は絶対イヤだけど、たまには車通勤もいいな。2ヶ月に1回とか・・・。


通りかかったCivic Center (市庁舎)の周りでは、移民法に反対する中南米系の人たちを中心にしたデモが繰り広げられていました。特にカリフォルニアは、中南米から来た不法移民がレストランや農場、スーパーや工場など色々なところで働いていて、経済の基盤を担っています。今日はそんな人たちが仕事をボイコットした日でもありました。でもデモ隊より、ものすごい数の警官が出ているほうがすごかった!でも見ると彼らもみんなマイノリティ。警備するというよりは、たくさんで集まって談笑していたので、本当に警備していたのかどうか。