週末、実に1年ぶりにワシントンDCに飛びました。金曜日、会社にお泊りの用意を全部持って行き、仕事の後そのまま空港に向かい、夜11時前の飛行機に乗り、翌日の朝につくレッドアイ・フライト。飛行機の中で一晩越さないといけないから、レッドアイ(赤目)というらしい・・・。よく眠れるようにとアレルギーのクスリを飲んだりしてみましたが、鼻づまりはすっきりしたものの、期待した副作用(眠くなる)は機能せず・・・ぼんやりした頭で翌日、土曜日の朝8時にワシントンDCに到着。出張で先にDCに来ていたダンナに迎えに来ていただき、そのまま、翌朝2時半まで移動を繰り返していろーんな友達に会い、食べてしゃべって楽しい週末を過ごしたのでした。
思えば5年間住んだワシントンDC。色々な思い出が詰まっている場所に、その土地の「他人」となって再び訪れるのは、なんだか怖いような気もしていました。でもいざ降り立ってみると、本当に違和感がない。昔住んでいたところにも行ってみましたが、このまま昔のアパートに戻って、1年前の日常を普通に再開できそうな感じでした。そして懐かしいお友達との再会が、何にも代えがたく嬉しかったのでした。
7年前、ニューヨークの丁稚奉公先で知り合ったKちゃん。数年前にたまたま仕事でDCに落ち着き、今では住み込みのナニーさんをやとってバリバリ働いてる一児のママ。昔はいろんな夢や男の悩みなんかを話し合ったりしたものだけれど、もう30代だよ私たち!子供の話や家の話に話題がシフトしているのが、なんだか不思議。
8年ぶりに再会したHちゃん。大学1年の夏休み、初めて来たアメリカでサマースクールが一緒だったお友達。大学4年の卒業旅行に彼女が住む台湾に遊びに行ったきり、会うことは無かったのですが、私たちと入れ替わるかのように、今年からこちらの大学に来たのでした。昔おじゃましたときの懐かしい話をしたり、留学生活の大変さをきいたり。
同僚のAさんEちゃん。ママになったAさん家で、初めてベイビーに会って感激〜!実際に結婚する前からしっている人たちが、今こうやってみんなが着実に母となり、仕事をこなしている姿は、不思議であり頼もしくあり感慨深くもあり。
そして仕事の悪仲間だったNちゃん、M、そしてそれぞれの相方も交えて最後は夜中まで飲み会。男どもも仲良く盛り上がり、私たちもお互いの体重を公表するまでに酔っ払ったのでした。
レンガ立ての建物に雪が降り積もり、家の窓からはクリスマスツリーのイルミネーションが光るワシントン。冬もあったかいサンフランシスコもいいけど、こういうきーんとした冬に、あったかいお部屋でお友達や家族とテーブルを囲むのもなんていいんだろう・・・。1年前、引っ越すときにはあまり何も考えなかったのに、今回、週末だけのあわただしい滞在の後、街を離れるとき、ちょっと寂しくなってしまったのでした。でも、お友達とはどんなに離れていても、本当に友情があれば、それが10年後だろうと、人生のどこかでまたおなじ場所で出会うことができたり、こうやってお互いの成長を見ることができるんだ〜、ということも再確認できた旅だったのでした。