愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。


ええ、ただいま夜中の12時をまわっておりますが、我が家は水難の相が出ている模様。9時ごろからキッチンシンクの水が溢れ出し、何度もくみ出してバケツリレーをする羽目に・・・。ああ、もういいかげんにしてくれ〜。どうやら他の階の人たちが使うキッチンの水やら、皿洗い機の水やらが全部うちのキッチンに逆流してるらしい。


カンカンになって何度もマネージメントに電話している間にも、よーく耳をそばだてると上の階の人がディッシュウォッシャーをまわしてる音とか、水道をじゃーじゃーやってる音とかが聞こえてきて、そのたびにシンクに水が逆流してくる・・・・。


この時間になって、グリーンベルトから運転してきたというプラマーのおっちゃんが来て、特大掃除機みたいのがついたホースを持ってがしがしと直してくれている最中。うーん、ねむいよー。おっちゃんも急に呼ばれて40分ぐらいかけて運転してきてくれたらしーが、とんだ迷惑だろうに、朗らかに仕事をしてくれているところ。


アメリカほど環境を気にしない国も無いと思うのだけど、シンクにはガーベッジディスポーザーがついていて、生ごみも流しに流して、このディスポーザーでがしがし砕いて水にそのまま流してしまうのです。し・か・も、油もそのまま流したりするの!私達は二人暮しだし、ディッシュウォッシャーも使わないし油もほとんど使わず、ガーベッジディスポーザーのスイッチも押すことはほとんど無いんだけど、結局アパートの住民がみんなこんなことをしてるもんだから、どうやら油のカスとかがパイプに詰まって逆流したらしい。真っ黒ドロドロのものと生ごみが詰まった物体が出てきた・・・・。


州政府の環境課では、家庭からの排水は浄水場でキレイにするから油を流しに流しても問題ない、みたいなことをいっているらしい。どうせキレイにするんだから、どんなに汚した水を流しても大丈夫、ということらしい。固めるテンプルなんてもちろん売ってないし。でも、ちょっとでも家庭で気を使って、少しでも汚くない水を流したほうが、いくら浄水場を通るからといって、負担が減るんじゃないかな、と思うんだけど、そういうわけでもない、みたいなことを言っている人もいて、なんだかよくわからない。でもこんなにパイプを詰まらせて、迷惑じゃないか。もう少し考えたほうがいいんじゃないかなー。


でもこのアパートに越してから結構水難続き。上の階に住んでる人がちょっと謎で、模様替えをしているのか?家具をひきずる音が夜な夜な聞こえてきたり、しょっちゅうお風呂に入っているようで水をじゃあじゃあ流す音が朝晩といわず聞こえてきたりする。ある日には、ベランダからなんだか臭い水が降ってきた。さらにバスルームを水浸しにしているのか、うちの天井にまで水がしみてきて、天井がはがれてどさっ!と落ちてきたことも2度ほど・・・。


マネージメントを通じて電話をしてもらったり、一度は彼が怒鳴り込みに行ったこともあるんだけど、そのたびに居留守なのか誰も出てこないし。ご近所づきあいがあるわけでもないので、隣は何をする人ぞでちょっと恐いところもある。できれば最上階に住めれば、水が降ってきたり足音とかがうるさい!ってことは避けられるのかもしれないけど。あーあ。


今日はお天気もよろしく、モール(ショッピングモールじゃなくて、スミソニアンとか議事堂とか、モニュメントとかがあるエリアをこう呼ぶのだ)には半そで短パンが増殖。スミソニアンのアジア博物館のショップでベストマンをやってくれたろぶとその彼女にお礼のプレゼントを物色。彼らが住むタウンハウスは最近改装されたのだけど、ちょっとアヘン取引でもうけたイギリス商人風のインテリア(勝手にマッカートニー卿の館と呼んでいる)なので、それに合うような伊万里の皿とかにめぼしをつける。


なぜかお寿司消しゴムとか寿司がてっぺんについたペンとか売っていて、それを見てたら寿司が食べたくなったのでCafe Asiaで夕食。GWの近くにできた2号店はちょっとIKEAっぽい真っ白い机とか赤いビニールのソファーとか使ってて、かなりスリックなんだけど、新品のうちはいいが時間がたつとかなり悲壮なことになる予感。案内の兄ちゃんはチューヤン系で、うーん、中途半端な先端をいってる香港のどっかのクラブみたいな感じであった。で、肝心の寿司はというと、食べてる途中から腹が痛くなってきた・・・。今もぎゅるぎゅる。寿司のせい?ホテルのトイレをはしごしながら、それでも運動がてらに4駅ぶんぐらい歩いて帰る。


ではパイプも直った模様だし寝ます。