愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ヒッピーもびっくりのインド料理


元ヒッピー(?)のインド人の先生のお宅で、ベジタリアンインド料理クラス第2弾。今回は南インド料理の巻。


南インドは、ココナッツ油とか、ココナッツミルクとかをたくさん使う。使うお野菜もちょと違ったりするみたい。パンも、タンドーリで焼くナンじゃなくて、全粒粉を使ったプーリとか、平べったいのを食べる。ナンみたいにイーストは入ってない。今回教わったのは・・・


「プーリ」生地をこねて、平べったくして、麺棒で丸くしたら、油で揚げます。するとぶおーって膨らむ。こりゃ面白い!ハート型でやってみたら膨らまなかった・・・。


「サンバル」お豆と野菜がたっぷりのスープ。最後の仕上げに、スパイス(マスタードシード)と赤唐辛子を入れて熱した油をドブゥワーッと入れます。カロリー高そう・・・


タマリンドチャツネ」生のタマリンドをはじめて見た。大きくて干からびた枝豆みたいな中に、茶色い実が入っている。これが酸っぱい!これを水に入れて手でもみもみして、タマリンド水を作って、そこに蜂蜜やらスパイスを入れて出来上がり。これがうまい!!!


「にんじんの甘いデザート」名前忘れた。にんじんをおろしがねでおろして、牛乳とかサフランとかシナモンとかいろいろ混ぜて煮込んで、冷やしておくとこれがうまーい。アイスクリームにしてもいいかも。


「名前を失念した、葉っぱ巻き巻き料理」これが一番うおー!面白い、っていう料理だったのに名前を忘れちゃった。インド料理屋ではついぞ見たことがない料理なのだけれど、北でも南でもよく食べるようで、特に屋台でよく売っているみたい。ケールとか、ちょっと固めでごっつい緑の葉っぱに、ベスン粉(お豆の粉)と、スパイスとかを混ぜたものを塗りたくり、さらに葉っぱを上に乗せ、また生地を塗りたくり・・・と六層ぐらいにしていって、最後にぐるぐると巻いて、糸で縛って蒸す。蒸したらスライスして(これはインドの巻寿司ね〜、なんていっていた。笑)、食べるときはフライパンで両面をこんがりやいて食べるの。これがなかなかおいしくて、クセになる。元ヒッピーだったインド人の先生、葉っぱを巻き巻きするときに「60年代にいろんな葉っぱを巻いてた人は、これ、得意ね〜」だって。笑。


先生が作るインド料理、おいしいんだけど、結構油をどぼどぼ使うので、油のボトルを半年以上かけてようやく1本つかいきる陳家のおなかにはちょっと厳しく、前回も今回も、家に帰ることにはおなかがごろごろと・・・油へらして料理するのが吉かも。