愉快的陳家@倫敦

ちょっと雑だが愉快な暮らし。サンフランシスコ・ベイエリア日記。

子連れおギリシャ旅㉖アテネで一番よかったお店

2週間ちょっといたギリシャ。実は生まれて初めて旅先で「地元飯飽きた、米食べたい」を経験してしまいました。ギリシャ料理、美味しいんですけれど、やはり外食になるとバラエティにも限界が・・。

ギリシャ料理に飽きるとイタリア料理屋に行ったりしましたが、どちらにしろオリーブオイルたっぷりすぎのせいか、硬水のせいか何だったのか、お腹の調子もあんまり良くない時が多かったのも事実。うーん、歳なのかなやっぱり・・。

実は今まで旅した中で食べ物がとっても良かったところのひとつがトルコだったので、その隣の国、しかもずいぶんメニューが被っているはずの国でこう感じたのはちょっと意外でした。

そんな中で、アテネ滞在後半戦、ここは良かった!と言うお店がこちらです。

って、ギリシャ料理屋やないかーい!

ΤΟ ΓΝΗΣΙΟΝ, 1922 と言うお店。って読めないのですが、「To Gnision, 1922」伝統の、本物の、といった意味だそうです。カイサリアーニという住宅街のほうにありました。ケバブがメインのお店。

1922年に本当に創業したのかちょっとわかりませんが、お店の感じはちょっとクラシック。ギリシャ国内に支店が4つぐらいあります。

ワインはこんな容器で出てきます。

そしてタブーリサラダ。

そういえば今までいったお店のメニューには無かった気がする。真性ギリシャ料理なのか?と言われると、実際起源はシリアやトルコのほうらしいです。

イマーム・バユルドゥ」まんま、イマームイスラム教の坊さん)が気絶した、というトルコ料理。メニューには「コンスタンティノープルの味」とありました。

絶対イスタンブール、と言わないところが、ギリシャですね・・。

そう、このお店、トルコ料理店とは一言も書いてませんし、ダコスをはじめギリシャの料理も色々ありましたが、メニューがずいぶんトルコ風味だったのです。

例によって美味しいギリシャのポテト、ここにもありました。表面がカリッとしていて癖になります。

そして何よりこのケバブが美味かった・・・・・!!!!

ギリシャ料理トルコ料理の類似性と違いを語りだすと、色々論争も起こりそうですが、料理教室に行ったり市場に行って思ったのが、ギリシャ料理、だいたいメインの味付けがオリーブオイル、レモン、オレガノ、以上、な場合が多い。市場で素材を見て、料理法を聞いてもだいたいが「オリーブオイルとレモン」「そこにオレガノをまぶす」な場合がとても多かったです。

日本だったら野菜も魚も出汁や醤油で味付けするのが基本だったりしますが、ギリシャ料理ではそれがオリーブオイル、レモン、オレガノなんじゃないかと勝手に思いました。

ご飯、出汁の効いた味噌汁に、出汁と醤油で煮た野菜やら、醤油かけた魚やら、醤油や鰹節がかかったおひたしなんか出てきても、どれも同じ料理とは感じないし、毎日食べても飽きないもんですが、同じことを違う国の料理でやられると、やはり単調に感じてしまうのは、ずいぶん勝手ではあるんですが、やっぱり飽きた・・・!

特にギリシャ料理、何でもオレガノ風味だったことが飽きた原因かも。トルコ(風)の料理はもっと色々なスパイスを使っているのかな、似たような系統の料理でも、何だか少しホッとしました。

このお店の名前にも入っている1922年と言う年号。このお店の実際の背景はよくわからないですが、長年オスマントルコ領だったギリシャ、今のような国として独立するまでには色々わちゃわちゃありました。

その中でも、1920年代には「ギリシャ領に住むイスラム教徒、トルコ領に住むキリスト教徒を交換する」という人民大移動があったそうで、長年トルコ側に住んでいたギリシャ人(キリスト教徒)の食生活が、もっとトルコっぽいものであったとしてもあんまり驚きませんよね。うーむ興味深い。もう少し知りたいところだ。

www.kebaptognision.gr