愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ハッピー伴天連タイン

ハッピー・伴天連タイン!(この元ネタが分かる人は私とお友達になりましょうw)

子供が生まれる前は、バレンタインといえばロマンチックなディナーに出かけたり、なぜかプロレス見に行ったりドラッグクイーンのショーに行ってみたり、なんやかんやしていたものですが、

子供が生まれてからはとにかく子供のイベントに成り下がりなりました。

・・というのもですね、学校で「バレンタインの交換パーティー」というのが公式にあるのです。授業中に。

交換するのはチョコレートではなく、「バレンタイン」。学校からは、「バレンタインを人数分持ってきて下さい」とお達しがあります。

 

バレンタイン・・・って何や!

・・・こんなんや!

 

子供同士で交換する、小さなカードや玩具や駄菓子などの数々。

この時期スーパーなどに行くと、「バレンタイン」という名で、こういうこちゃこちゃしたカードが、ディズニーなどのキャラクターものになるとそれなりのお値段で売っていたりします。

子供達は数日前から、集めた「バレンタイン」を入れる袋を学校で手作りして準備します。

そして家では、人数分のバレンタインを用意し(親が)、そこに名前やメッセージを書いたりします(半分親が)。

いやー、まだ1年生だし(日本だと年齢的にはまだ幼稚園の年長)、やはり親の監督なしでは、なかなか25人分のものを用意して、そこに名前を書いて・・っていうことはひとりではやりきれません。

結構なマニュアル労働です。

今年もスーパーで6ドルぐらい出してカードでも買うか、と思っていたところ、忍者やらスターウォーズやらに憧れる小さいさん何やら張り切って、「折り紙で手裏剣を作り、カードに貼る」と宣言。

生産工程と生産スケジュールの調整は私が支援して、では自力でやってもらいましょう、ということになりました。

現場監督として、毎日少しずつじりじり声がけをして・・

 

My 6 year old explaining how to make ninja #shuriken with #origami. Obviously she watches YouTube too much.

Mariさん(@mari.sf.chan)がシェアした投稿 -

 実はユーチューバーになりたい小さいさん、ついでに折り紙ハウツーのビデオ撮影までさせられ・・

出来上がったのがこちら。

紙も印刷用のぺらっぺらのを自分で切ったので、随分曲がってまちまち。スペルも微妙に違うところがw

でも、デザインもエクセキューションも全部自力!だからいいのだ!

実は子供の頃、折り紙とかあまりやらなかったので、手裏剣の折り方もつい最近知った私w。それに比べると、うちの子はすでに出来るからすごいなぁw

思えば家庭科とか、こういうクラフト系とか、見栄えが気になるような宿題はほぼ親にハイジャックされたため、全く身につかず、雑な人間に育ちましたw(親はものすごい上手)

その反動か、自分が親になって、なるべく子供が自分でやることに重点を置くようになりました。

実際のところ、見た目や綺麗さを気にするという部分では、アメリカはユルい。

一度日本の親モードでがんばりすぎたら、周囲から集まったものを見てずっこけたこともあったので、もういいんです!

子供が持ち帰ったものの一部。

クラスでも手作り組と購買組、あと持ってこなかった組に別れました。

手作り組のは、親の手がどれだけ入ったか見ていてすぐわかるwでも手作りのほうが怨念がこもっていて後々捨てにくいですね。

子供のことは子供が頑張っているぶん、私は自分でやってみたかったアイシングクッキーのデコレーションを頑張ってみました。

ユーチューブに色々やり方がアップされているので、自分もついできるもんだと思い込み・・・。

実際やってみるとなかなか難しい!途中キーっとなって悔し涙が・・・!子供かっ!と思ったらPMSだったw

アメリカのバレンタイン、どちらかというと男性が女性にお花やチョコレートを贈ったりする日です。この日のスーパーでも、帰り道にお花を買っている男性が沢山。

我が家は子供が2歳の時に、自分には花が無かったと大泣きされてから、パパは気をつけて二人分のお花を買ってくるようになりましたw

私からはパパにステーキ肉2枚を・・・・。

生のまま渡したらちゃんと焼いて夕食も作ってくれました。

 

※伴天連タインについては、こち亀を参照のこと