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愉快的陳家@阿拉米達島

ちょっと雑だが愉快な暮らし。サンフランシスコ・ベイエリア日記

日本1日目:豚インフルの恐怖!日本潜入

旅・日本


2週間ほど日本に行った。いつも雲をつかむような仕事をする日々ではあるが、とりあえず「会社の金で1度は日本に行く」というのが目標のひとつにあった。そのため、ボスの「日本に行かないか」というオファーに二つ返事で乗った。しかし日本行きが決まったとたん、豚インフル騒ぎが起き、気持ちは一気にブルーに。「アメリカから来てちょっと咳をしただけで周囲がびびる」「アメリカから来ただけで会社訪問を断られた」「周囲に発熱者がいたため、一部の乗客がごっそり連れて行かれたのを目撃した」などというエピソードに加え、両親からは「状況によっては(現在8ヶ月の)甥っ子には会わせない」という通達まで。こんなところで咳のひとつ、熱のひとつでも出してみたら、どこかに連行されてしまう上に、全国のさらし者・・・!


そんな恐怖におびえながら乗った日航機は、スチュワーデスを含め8割の乗客がマスク。日本人マスク集団の中に入ると、逆に自分がこれから危険地帯に潜入するような気分になってきた。スチュワーデスがマスク越しに「お飲み物はいかがいたしましょう」といわれてもモゴモゴ・・・としか聞こえない。後ろの席の幼児がケホケホと咳をするのが癇に障る。誰かが咳をするたび、まさかこいつもか・・!などとなんだか気分は赤狩りの様相を呈してくる。


運良く私が到着する前日に、検疫の簡素化が行われたため、問診表のようなものに健康状態や座席番号、日本滞在中の連絡先を書かされただけで、例の防護服のお出ましはなかったが、検疫所のおじさんが飛行機に乗り込んできて、消毒グッズのようなものを100円ショップで売っていそうなプラスチックのかごに詰め込んで、「気分の悪い人はいませんかー」と一巡していった。アメリカ人観光客がそんな様子を写真におさめようとするので、機内は一時フラッシュの嵐になった。


父の運転で仕事場がある渋谷のホテルに直行。実家が千葉県なので、普段は高速を使わずに帰る。のどかな田園風景の緑の深さ、道の狭さ、道路わきのラーメン屋の多さと走行速度の遅さに毎回驚嘆するが、今回ばかりは首都高に乗る。ゴールデンゲートに比べれば、レインボーブリッジなど可愛いものであるが、これこそトーキョー、サンフランシスコとは比べ物にならない都会である。到着は日曜の午後であったが、なんと成田空港から渋谷まで50分ほどで着いてしまった。やはり豚インフルのせいで皆出控えているのだろうか。豚インフルで渋滞緩和。万々歳。


本来ならアメリカからの出張者は会社近くの立派なホテルに泊まるのだが、悲しいことに私の部署は予算が逼迫しており自力で安いところを探すことになった。同僚ぽんちゃんのお勧めで選んだのはここ。なんとも乙女チックなところである。「おフランスの、アパルトマン」がテーマっぽいところで、金王坂にある。安心な♪女性専用フロア♪というのもある。設備や部屋の感じはビジネスホテルと同じだけれど、部屋の壁紙はピンクのお花で、ベッドも乙女チック、毎日化粧惑星のアメニティがついてくる。シングルはちとせまいが、ダブルルームを一人で使うプランでも1泊1万円ちょっとなので、そちらのほうがお勧め。ダブルの部屋だと荷物を置いてもまだスペースが十分にあったので良かった。決して自分の部屋がこういうわけではないが、味気ないホテルの部屋に戻るより、多少は自分のお部屋でアットホームにリラックス♪・・・なんていう気分になれなくもない。朝食を食べに下に下りていくと、結構おっさんの利用客もいる。毎晩ホテルに帰ると水を一本くれた。


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