愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

驚異!尻からコーヒー


サイゴン最終日。最終日だから、思い切り堪能するぞ!と思ったものの、朝から咳が止まらず、辛い思いをする。がんばってふらふらしながらも外に出て食料調達をする。手っ取り早くご飯を食べたい時、屋台は便利・・・なはずなのだが、ひとつの屋台には一種類の食べ物しかないし、食べたいものを得るために普段よりエネルギーを使ってしまった気がする。学校の制服を着たままの中学生の男の子が作るサンドイッチを食べる。


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サンドイッチを食べたついでに、フレッシュジュースを。と、大通りと狭い路地の隙間にお店を出しているおばちゃんのところへ。フルーツをざくざく切って、ミキサーにぐわーと入れて作ってくれる。しかし飲んでいる途中で気がついた、他のお客が使ったコップも、ミキサーも、おばちゃんの目の前にある、水をためた大きなバケツでざぶざぶと洗っていることに。バケツは二つあって、ひとつは洗い、ひとつはすすぎ、である。あ、でもこういうのでおなか壊すんだっけ・・・などと思っていたら、なんだかぐらぐらしてきて、ホテルにとんぼ返り。結局午後まで咳とふらふらに苦しめられる。


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旦那には外をふらふらしてもらったが、夕刻気分も少し良くなってきたので、市場へ。遅い昼食を食べ、ちょっと食欲も戻ったので、デザートにはチェーを食べる。サンディエゴから来たというベトキュー(在外ベトナム人)のおじさんと一緒になる。で、ちょっと話をする。


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私がもくもくとご飯を食べている間に、旦那はうちのパパへのお土産「ウンココーヒー」を物色に行く(名前は別にあるけど忘れた)。これはコーヒーの実を食べるタヌキ系の動物(なんだったか忘れた・・)がいるのだけれど、この実を食べてウンコとして出てきたのを、じっくりローストすると、とっても美味しいのだそうだ。うううううむ。日本に持ち帰ってパパに振舞ったが、普通に美味しかった。でもあれが本当に、運子から豆をほじって集めた本物だったのかは不明。ベトナムは、品質はともかく、コーヒーの生産量は多いらしい。特に経済開放政策の後輸出が伸びていて、他の国が苦戦してるんだとか、してないんだとか。


高級ショッピングエリアにも足を伸ばす。お土産にちょっとだけ、ピンクの可愛いバッチャン焼きを購入。お店は日本の雑貨屋さんのような感じの、Kito。日本語や日本円が通じた。日本語を一生懸命話すお店の女の子たち、まだ日本には行ったことが無いんだって。他にもちょっとのぞいてみたいお店もあったけれど、ガイドブックの住所にすでに無かったり、改装中だったり。何かと入れ替わりの激しい、サイゴンの街。


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