愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

いべーる


先週は毎晩10時前に帰宅することが全くなかったので、プロジェクト管理の授業に続き、フルートのレッスンも「イメージトレーニングのみ」のダメダメ状態でのぞんでしまった。ウォーミングアップには、先生とクーラウのデュエットをえんえん5ページにわたってやった。オクターブで2本のフルートが並行に音をたどっていくフレーズがたくさん出てきて、結構楽しい。そして一緒にオーケストラをやったCさんが大好き!というイベールのフルートコンチェルト。このような曲です(視聴)。1楽章の途中までを、レッスンに向かう途中のバスでの適当な譜読みとイメージだけでやった。「のだめ」にでてきた「ヤキトリオ」でも話になっていた、『おフランスのエスプリ風』に演奏するこの曲は、あまりくねくねせずにひょうひょうと、軽々しく演奏するのが格好いいそうな!最初はメロディがつかめずに「??」だったけれど、少しづつ、横線が見えてくる感じ。これを完全に理解しきって演奏できたらすごく格好良いのだろうな。そのためには、もっと練習するべきなのだけど・・・。勉強も好きなはずのフルートも、どうしても一夜漬けから抜けられない。自分の人生でも、いまいちひとつ、天井を突き破って上にいけないのは、すべてにおいてこうだから、なのかも。熱中して、集中してものごとに取り組める人がウラヤマシイ。