愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

今頃はまってしまった


取らなきゃよかったかな・・と思いながらも通っているプロジェクト管理のクラス。クラスメイトは建築関係や金融関係やら、色々と違う業界の、これまた違う年齢層の人たちが集まっていて、異業種交流といえばきこえはいい。プロジェクトマネジャーを養成する一環の授業なので、クラスの中でグループになって小さなタスクをしたりするのだけれど、結構大の大人がグループで集まって何かしようとしても、かーなりてんでばらばら、とんちんかんだったりして、それがちょっと面白い。


やはりグループになると、がぜんリーダーシップをとる人。それに同調する形でサブリーダーみたいな感じになる人。みんなが話しを進めているときに、割ってとんちんかんな話をする人。おとなしく静かにしてる人。半分ぐらいまで出来上がったところで、「さっきから思ってたんだけど・・・これってやっぱりこうなんじゃないかな・・・」と言ってくる人。グループになると人の性質はてんでばらばらというのが明らかになって面白い。でもやはり、人数が多ければ多いほど・・・やはりプロジェクトは混乱を極めるみたいであります。私は・・・最初は張り切ってたのだけど、だんだんかったるくなってきて、都合のいいときだけ茶々を入れたりしている。


会社がお金を出してくれて授業に出ている人が多いのだけれど、会社に授業料を負担してもらうには、一定の成績を収めないといけないので、まるっきりだらだら授業を受けるわけにもいかず、40人ほどいるクラスで「多少は」存在感をアピールしようと、みんな「適宜」発言はしたりしている。私も最初のころは前のほうに座ってがんばっていたのだけれど、日がたつにつれて、どんどん、どんどん後ろのほうに・・・。授業内容が、思ったより暗記重視の日本の学校風に『タスクとは〜〜〜である』とか定義ばかり習うから面白くないのと、それを自分の会社の仕事とうまく重ね合わせられないのが敗因かも。会社によっては、本当に教科書どおり、プロジェクトのスポンサーがチャーターを書き、Scope Statementをフォーマットどおりに書き・・・とかやっているらしいが。うーむ。


さて後ろの席に座っていると、さらに私の後ろに座っていた女の子が「Sudokuやる?」と紙を回してくれた。授業に来る前にオンラインで大量にプリントアウトしてきたらしい。アメリカ人は、電車の中や待合室やらでひまつぶしに、結構本気でクロスワードパズルとかをやったりする。特に新聞に載っているクロスワードは、「アメリカの」一般教養が問われたりするので、それなりに難しい。やっぱりこちらで育っていないガイコク人の私には絶対解けない!みんな新聞を小さくたたんで、懸命に解いていたりする。


最近はクロスワードなどにならんでSudokuも結構人気らしい。本屋に行ってもたくさん本が出ているし。私はこの手のパズルは全くやったことがなかったのだけれど、ルールを教えてもらって(授業中なのに)さっそくはまってしまった。このボックスに入る可能性のある数字は・・とひとつひとつ数字を埋めていくのは結構面白い!!!しかしこんなことばかりしているとどんどん授業においていかれそう。リーディングの宿題も最近は放棄中。これでは授業がつまらないと、教科書の下で漫画を読んでいた中高生時代とまったく変わりがないじゃないか〜。やはりこういう習性はオトナになったからといって治るものではないようで、もうすぐやってくる中間テスト前にあわてて詰め込んだりするんだろうな・・・・。