愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

狩る楽しみ煮る楽しみ

今年のベイエリアのお天気は何か変。毎年冬は雨季でこれでもかと冷たい雨が降るのですが、今年はまとまった雨が降った記憶は2−3回ぐらい。夏の水不足が心配されています。作物もどうなっちゃうのかと・・。

この1年半、台所に立つ時間が増えて、やはり旬の食べ物は何か、野菜や果物の質や値段に無意識に目が行くようになりました。昔はWhole Foodsなんかに行って適当に売ってるものをオーガニックだったらいっかー、みたいな感じであんまり考えずに掴んでたんですが、最近はナチュラル素敵主婦系ブログに書いてありそうな方角に行きつつあるような、無いような。

ってまあステキ主婦とかぜんっぜん似合わねー陳家ですが、安全だ栄養だという能書き?は別としてもベイエリア周辺は新鮮で美味しい野菜や果物が沢山取れるので、チェーンのスーパーで遠くから運ばれてきた野菜を色々買うよりも、地元の八百屋さんやファーマーズマーケットでお買い物したほうが、近場で取れる新鮮で美味しいものが食べられるし俄然理にかなってるなぁということがわかったので、最近は極力そうしてます。

ということで、子供大人化計画のプロジェクトマネージャーは物資調達も野菜はココ、魚はココ、肉はココ、と複数の取引先を確保して1.5週間に一回ほど調達源を回っております。ワンストップでの買い物より時間はかかるけどコスト削減という面でも効果的でございます。

そしてこれからは美味しい果物が沢山収穫できる季節!先日はお友達と今年最初のイチゴ狩りに行ってきました。我が家から運転して40−50分程のところにあるBrentwoodのいちご畑で子供達と収穫〜。


子供達は取った先から食べる食べる。ヘタのところまで赤く熟れたイチゴは、緑の畝の中でも宝石のようにキラキラ光ってるのですぐわかります。甘さが違う、新鮮さが違う!

すっかり収穫したものの写真を撮り忘れましたが、6パウンドぐらいとっても12ドル。お店で買うことを考えるとずーーーっと安い上に美味しいし楽しい。もちろんイチゴ農家の人達が毎日苦労して育ててるわけだけど、地面で自分が食べる食べ物を育ててそれを収穫する喜びって、やっぱり人間の本能としてあるんじゃないかなぁー、こうやって子供達とイチゴとって働くのって(30分ぐらいだけなら)いいなぁ楽しいなぁー。

イチゴは早速大半は家族のお腹に収まりましたが、今回初めて一部保存用に煮詰めてみました。イチゴに砂糖をどばっとまぶしてしばらく置き、後はアクを取りながら煮る。で、友達の家の裏庭になってるレモンを1個拝借して、それもブチ込む。で、それを瓶に詰める。以上!


1キロのイチゴでこんなにできました。小さい瓶のは、これまた今年初めてやってみた、ルバーブのジャム。砂糖の量を調節できるという自家製ならではの利点があるとはいえ、普段ほとんど砂糖を使わない陳家において、こんなに砂糖使うのか!とかなり衝撃。っていうか、ほんとに普段そんなに甘いもの摂らない陳家(子供もアイスクリーム以外の甘いものはほとんど見向きもしない)、こんなにジャム作ってどうするよって感じです。パパが後でこのジャムを使ってイチゴアイスクリームを作るとは言っていましたが・・。

でも作る過程が楽しい。こういうのができちゃうっていうところが楽しい。瓶の煮沸消毒とかは面倒臭い。でも何かまたやりそう。今年は家に大量の瓶詰めが出現しそうな予感、食べきれない分は周囲に押し付けそうな予感。