愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

かに座・アラフォーの男

ここ数日、旦那の機嫌がちょっぴり変でした。なぜならば、誕生日が近づいているから!ここのところ、誕生日が近づくたびに軽くへこむ旦那。そう、今年38歳、完全にアラフォーの男なのです。「もうすぐ俺は40なんだ・・・(あと2年あるじゃん!)」「もう若くはないんだ・・・(見た目はぜんぜん若いから大丈夫じゃん!)」などと思うと、やはりブルーになるらしい。男子の皆さん、やっぱりそんなもんなんですか?


でも会社でもサプライズでケーキが出てきてみんなにお祝いしてもらったり、友達からメッセージや電話をもらったりしてうれしかったらしい。そして夜は、前々から気になっていたレストランQuinceへ。私は既にガールズナイトで1度行ったことがあるので、美味しいのは確認済みでしたが、今回もやっぱり美味しかったです。


ちょっと塩味がきいたパン。でもワインにあうので、食事が来る前についつい手がでてしまう・・・


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私の1の皿はタコさん。薄暗いのであんまり写真がありませんが、旦那はスイートブレッド(のうみそ)。


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2の皿は、パスタ


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旦那のは、ニョッキ。ここのニョッキがものすごく美味しい。普通ニョッキって結構ヘビーでおなかにどーん!とくるんだけど、ここのはふわふわ。ソースはミントのきいたラム肉なので、さらに軽い。本当は私がこれほしかったけど、バースデーボーイに譲りました。


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3の皿は、チキン。ちょっと南部風。旦那のメインはうさぎさん。


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デザートは、スイートコーンのパンナコッタ。といっても何かいろんなデザートが散乱したお皿なので、何がなんだか(笑)


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お昼にケーキをたんまり食べた旦那は、デザートの代わりにチーズプレート。ワゴンでがらがらチーズを持ってきてくれて、お勧めをききながら選んだのですが、どれも美味しかった!甘いもののかわりにチーズでしめるのも、なかなかいいね。


そしてあまり飲めない割に、最近赤ワインが美味しくて、今回も大当たりでした。といっても私の大当たりって、「悪酔いしない」とかそういうのだったりするんですが、でもとても気に入りました。


座席数は45ぐらい、ジャパンセンター近くのアパートの1階にある小さなレストラン。ですがウェイターなどサーブする人たちがフロアに10人もいます。こないだ女の子ばかりで行った時も、数人のウェイターがテーブルをずらっと取り囲み、全員分のお皿を一気に持ってきてくれるのにはちょっとびびりました。皿を並べ終わると、スタッフは一人を残してみなはけていき、残った一人がみんなの料理の説明をしてくれます。説明してくれる人も皿ごとに毎回違ったりします。どうやって決めてるんだろう。「次お前が説明ね」とか裏で決めてるんだろうか。


このレストラン、キッチンがガラス張りで、通りの外から見えるようになっています。フル回転していても、なんだかとても静かで、キレイなキッチン。ここを通るたびに、美味しそうだなーと見ていたのですが、お願いすればキッチンの中においてある大きなテーブルで食べることもできるみたい。今度はそれをやってみたいです。


というわけで、不機嫌なアラフォーの男は、美味しい食べ物であっという間に上機嫌な男に変わったのでした。よかったねー!


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