愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ベーコンキャンプ

Baconcampというベーコン好きが集まるイベントに参加してきました。なんだかよくわからないけれど、とにかくベイエリアのベーコン好きが集まって、自分の得意なベーコン料理を披露したり、ベーコンにまつわる詩の朗読があったり、プレゼンがあったりするイベント。もともとは冷やかしで見に行くはずだったのですが、エキサイトした旦那が2人とも「プレゼンター」として登録してしまったので、連日仕事が忙しくてへろへろだったのですが、それでも前日、がんばって夜中に料理を準備しましたよ・・・・。


会場は、サンフランシスコ市内にあるYahoo!のオフィス(笑)市内にも小さいオフィスがあるのね(誰かがここはもう閉める予定なんだよ、とか言ってましたが。ほんとかな?)。会場では、自分の用意したお料理を審査員7名に披露、そしてみんなにプレゼンテーションを行います。


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このおにいちゃんが出品したのは、「ベーコーン」。ベーコンをアイスクリームのコーンのような形にして焼いて、中にハッシュブラウンとか、卵とかを入れた上に、ホットビスケットで蓋をしてあるという、究極のジャンクフード!


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この他にもベーコン・アップルパイとか(審査員の受けはあまりよくなかった)


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ベーコン・チョコレートカップケーキ(上に刺さっている塩味のベーコンが、結構チョコレートにマッチするのが不思議!)とか


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手作りベーコンを持ってくる人もあり。会場では会社の同じフロアで働いている男の子にもばったり。彼も「フライドチキンベーコン」なるものを用意していました。フライドチキンの衣をつけてベーコンを揚げてある上に、そこにグレービーをかけて食べるというもの。しかもこれ、普段の自分のレシピなんですと・・・。いつもこんなもん食べてるのか!この他にもいろいろあったのですが、3品ぐらい試食しているうちに、顔がギトギトになってきてもう腹いっぱい。


私はというと、本来でいうところの「ベーコン」じゃないですが、ベーコンの肉を使って料理する日本料理といえば角煮でしょう・・・と、最近よく作る角煮を持参いたしました。下の写真は以前テスト用に作ったもの・・・。本当だったら、こんな感じで煮卵も入れてご飯も用意したかったのですが、なにせオフィススペースなので、盛り付けをするようなスペースもなく、料理を温めることもできないし、何しろ疲れてたので・・・


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どーん!とこんな感じで。


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審査員に、自分が作った食べ物をジャッジされるというのはそんなに好きではなかったのですが、まあ別に競争に興味もなくどうでもよかったので、醤油と砂糖と塩と酒で3時間煮込んだ角煮という日本の食べ物ですよ、という紹介だけして食べてもらいました。審査員7人いて、6人が5点満点中4点、ひとり3点という結果。減点理由は、材料が厳密に言うとベーコンじゃないから、だって。こればっかりはしょうがない。まあでも全体的に美味しかったみたいなので、良かったです。


エントリーも30品以上あったようなので、最後のほうは審査員も結構ぐったりしてました(笑)そして会場には犬が2匹いて、床を一生懸命掃除してました(笑)。この他のベーコン料理の写真は、陳家の食卓でも見ることができますよ。


角煮も最後のほうには冷えてきて、煮汁の表面が白い油でトロトロ・・・これをコップですくって、いかが?と振舞ったところ、よっしゃ!と飲む人も・・・・うへー。でも植物油に比べて、動物性の脂肪は、カロリーはちょっぴり高いかもしれないけれど、栄養的にも、体には良いそうです。マーガリンとか、油の種類にもよるけど、サラダ油の中には結構飽和脂肪酸が多いし。夢はラードでトンカツ揚げてみることなのですが、油ものはほとんどしない我が家なので、いつのことになるかな。


それにしても、参加者のベーコン好きは半端じゃない。審査員の中にはベーコンのことしか書いていないブログを持っている人もいた位。そして、参加者の中には地元の牧場から1頭分の牛肉を買い取って、それをばらしてみんなで分ける、ということをやっている人もいるそうです。旦那もソーセージを作ってみたり、この間は鴨肉でプロシュートを作ろうとして失敗してみたりと、色々やってくれていますが、肉好きの肉に対する情熱はすごいなあ。