愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

 合法移民おめでたう


・・・というお手紙が移民局というか国土安全保障省から来ました。2004年、結婚に伴いグリーンカード(永住権)を申請し、約1年かかって、2005年8月に2年間有効なグリーンカードをもらいました。これは条件付永住権というので、結婚してすぐの人は最初期限が2年のものをもらいます(偽装結婚による不法取得を避けたりするためらしい)。今年8月にこのグリーンカードが切れるので、次にこの2年のお試し期間という条件を削除してもらい、10年間有効なものに更新する手続きをしていました。


更新手続きの書類を6月に送って、先日7月20日にグリーンカードの更新手続きのために、指紋や顔写真を取りに行きました。そしたら今日になって「おめでとうあなたの申請は許可されました!あなたはアメリカ合衆国の合法な永住者ですよ」というような意味の手紙が届いていました。この手紙をもらって60日以内に、カードと、永住者として受けられるサービス、永住者としての義務(!)などが書かれた封書が送られて来るんだそうです。


学生ビザから就労ビザ、そして結婚による永住権申請と移民局にはここ10年で色々とお世話になりました・・。この間部屋を掃除していたら、私が留学するときに最初に日本のアメリカ大使館にビザを申請するときに書いた手紙が出てきたのですが、当時独身の日本人女性はそのままアメリカに居残る傾向があるので、なかなか学生ビザも下りない・・・とかいううわさがあり、非常に心配して、「大学院を卒業したら速攻で日本に帰る予定です、その後は○○会社などに就職するつもりです、アメリカに残ることは決してございません」みたいなことが一生懸命書いてありました。結局そのまま10年居残ってしまったわけですが・・・(笑)移民局とのやりとり、色々怖い話も聞いていたのですが、思ったより嫌な思いはせずに、ここまで手続きすんなりいきました。でもこれであと10年はお世話にならないですむかと思うと、ちょっとほっとします。