愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

売りに出される日本町


食中毒からの全快祝!とジャパンタウンで久し振りに焼肉。Mixiのサンフランシスココミュニティでも話題になっていましたが、ジャパンタウンのいくつかの建物を持つ近鉄が、近鉄モールやみやこホテル、カブキシアターなど、ジャパンタウンの大部分を占める建物を売りにだすことになったそう(地元の新聞記事はこちら)。とりあえず紀伊国屋が入っている紀伊国屋モールは売りに出ないそうですが、100年の歴史を持つ、アメリカでもう3つしか残っていないジャパンタウンのひとつが存続の危機、なんだそうです。


東海岸にいたときは、日本のものがあること事態が驚異、ありがたいというような場所に住んでいたので、逆に日本のものがなくても平気な生活になってしまったのか、ジャパンタウンに行っても大して目新しいものもないし、なんとなくひなびた昔の商店街のようなたたずまいの日本街、我が家も月に1回も行くかどうかという感じです。オーナーである近鉄の業績悪化が売りに出る理由だそうですが、これからどうなるのでしょうね。チャイナタウンなどに比べて、ジャパンタウンは日本からの移民の受け皿という機能はもう無いし、結構日系人のお年寄りの憩いの場なのかな?個人的には日本町自体に特に思い入れが無いので、無くなってもふーん、と思うだけのようが気がしますが、その歴史やシンボルとしての日本町を考えると、全くそういうものがなくなってしまうのは悲しいですよね。どんな買い手がつくんでしょう。


バンクーバーに行ったときに、チャイニーズが多く住むリッチモンドという郊外に遊びに行ったのですが、そこにはいまどきの日本の駅前にありそうな、ジャスコ大丸ピーコックのような、スーパーや食堂やいろんなお店が入ったかなり綺麗なチャイニーズのモールがありました。ジャパンタウンにも是非日本のデパ地下のようなものが来てほしい!