愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ゲームにはまる


J君の家で友人5名とゲーム大会。こちらでは、家庭に色々ボードゲームが常備されていて、パーティーなどで友達が集まるとボードゲームで盛り上がることもしばしば。ファミコン世代(といってもほとんど触らなかったけど・・・)の私としては、友達とボードゲームをやるなんて、小学生以来という感じだけれど、こちらでは男の子が集まってポーカーをやったり(日本だったら麻雀か)、若いカップルがカフェでスクラブルをやっていたり、モノポリーをやったり・・・と結構昔懐かしい感じのゲームをやることも多いです。パーティーでは、ツイスターとか、チームに分かれてジェスチャーゲームとか連想ゲームをやったり。シンプルなゲームなんだけど、結構盛り上がったりするんですよね。


ちょっとゲームとは違うけど、こっちでは新聞に載っているクロスワードパズルにはまる人も多くて、カフェとか飛行機の中とか、後は会社でヒマそうにしている受付嬢とか、新聞紙を小さくたたんで、一心不乱にボールペンでクロスワードパズルを解いている人もたくさん見かけます。私も何度かチャレンジしてみたけど、難しすぎて全部とけた試しがない!(ボキャブラリーの知識のほかにも、その国で育っていないとわからない文化とか、色々なことを知っていないと解けないので、私としてはこれを解けるようになったら、本当にこの土地の人間になったといえるんだろうなぁ・・・というひとつのベンチマークになっています・・・)そういえばお昼休みに同僚と話していたときにも、高校生の時に電子辞書についていた回文ゲームにものすごくはまった!という話で場が盛り上がったりして、へー、結構みんな熱心にそういうことで遊んでいたのねーと意外だったりしました。最近は「スドク」というのにはまっている人も結構いますね・・・・


J君の家でやったのは、「カタンの開拓者たち」というボードゲーム。日本でもドイツ製のボードゲームの愛好者が多い、という話をどこかで読んだことがあるけれど、これもドイツで作られたゲーム。無人島に入植して、色々な資源を確保しながら、道路や入植地を建設していくというものです。さいころを振って、その数字が出たボードの上に入植地を立てている人が、木材とかレンガとかの資源カードをもらうことができます。資源カードの組み合わせで、道路を作ったり建物を建てたりすることができるのですが、たりない資源は他のプレイヤーと交渉して交換したりすることもできるので、絶えず誰かとコミュニケーションをとっている状態になる、というのが楽しいところ。


カタン

カタン


PCのゲームのビジュアルと比べると、見た目は滅茶苦茶シンプルだし、駒や木の切れ端を建物や道路に「見立てたり」、想像力でもってゆっくり進めていくゲーム、こういうもので友達と盛り上がるとはあまり思っていなかったのだけど、かなりはまりました。冬の夜、ワインを飲みながら気の会う仲間とボードを睨みながらこんなゲームをするのもなかなか良いもんですね。