愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

仮免


アメリカに住んで8年目になろうとするのに、実は今まで免許を持っておりませんでした。日本では大学生の時に免許を取ったのですが、せいぜいパパの駅への送り迎えぐらいしか運転したことが無かったし、高速に乗ったのは教習も入れたら2回だけ。


今までアメリカで免許を持たずによく生きてこらたねぇと言われることもあるのですが、NYCやDCは地下鉄やバスでどこでもいけたし、NYの田舎の学校に居た時にはアッシー君ネットワークを駆使してしのいでおりました。サンフランシスコも市内で用を済ませようと思えば、実は車は無いほうが良かったりします。ほとんど無いに等しい駐車スペース、月200ドル以上かかるパーキング、下手をすると車がひっくり返る急斜面に高騰するガソリン代・・・。しかしベイエリアでよく遊ぶようになったこと、そしてどうやらキャリア的にもSFの外に行ったほうが良いような雰囲気にもなってきたため、それにナパバレーにワインを飲みにも行きたいので、免許を取ることにしました。


まずは仮免(Instruction Permit)を取るために筆記試験を受けに行きました。日本では、学科教習をし、その後教習所内で運転し、仮免の試験を受けてようやく路上教習・・・とものすごく時間もお金もかかったのですが、こちらではいかに。


①思い立って先週オンラインで仮免試験の予約をする
②昨日になってあわてて寝る前に2時間インターネットで交通ルールを見る。結局学生時代の泥縄は直ってなかった。
③予約にあわせてDMV(免許センターみたいなところ)に行ったらコンピューターがダウンしていた
④待たされる
⑤コンピューター復旧!喜ぶのもつかの間、私まであと3人のところでまたダウン
⑥さらに待たされる。州全体でダウンしてるからいつ復旧するかわからん、といわれて帰る人続出。
⑦やった復旧!窓口で姉ちゃんに申込書とパスポートを見せる。壁につるしてあるアルファベットを片目を覆って読めというので適当に読む。私が読んでいる間にそれを見向きもせずに書類を処理している姉ちゃん。
⑧申込書にサインを忘れていたのに受理しようとする姉ちゃん。私が気づいて止める(おい)
⑨親指の指紋と写真を撮る。スーパーのレシートみたいな紙をもらう。
⑩筆記試験。ていっても投票ブースみたいなところで立ったまま、ざわざわした中で3択問題を30問ちょっとやる。
⑪窓口のおばちゃんのとこに持っていくとその場で赤ペンで採点。
⑫6問以上間違えたら失格、でもその場でもう一回チャレンジできる!というおみくじなみのお手軽さ。私はぎりぎり5個間違えて合格。
⑬またスーパーのレシートの大きいのみたいなのを印刷してくれる。これが仮免!


結局仮免を取ろうと思って予約、勉強、DMVに行って仮免を取るために使った時間は全部で4時間半ぐらいでした。路上教習も別に必要ないのでそのまま路上試験を受けても良かったのですが、やっぱりそれではまずいのでドライビングスクールに電話をしてレッスンの予約をしました。早速明日から乗りますよ!