愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

テルアビブそぞろ歩き

一日のうちに色々な場所に行ったり移動したりしていたので、その日のことをいちいち日記にしているととても長くなりそう。なので、日付は気にせずに書きます。


興奮さめやらぬまま夜の2時に床につく。部屋にはエアコンがついているけれどごうごう音がうるさい上にあまり効かないので、窓を開け放って眠る。外からはぐろろろろ〜と車の音。これもまた、日本かアジアのどこかにいるようで、なんだか心地良い。旦那はうるさくて眠れなかったみたいだけれど・・・(笑)


ロフトの部屋にはバルコニーがついていて、テルアビブの街を眺める。朝早いけれど日差しが強くて、むわっ!そしてご覧のとおり、目の前には懐かしい感じの風景が〜。


早速街をそぞろ歩き。地中海に面したテルアビブは、歩いてすぐにビーチに行けてしまう。ビーチ沿いには、これまたひなびた感じのホテル群、そして各国の大使館が。こんなところでは仕事にならないだろうなぁ〜。ホテルからビーチまでも、歩いて10分あるかどうか。ビーチまでに歩いた道も、これまた日本の住宅街の中を歩いているような気分になる。でもとても暑いので、1.5リットルのペットボトルの水を数本調達。旅のはじめは、いつも現地の物価がぴんと来なくて困る。


イスラエル初グルメ。Zatarという黒ゴマとスパイスを乗せて焼いたパン。スパイスは焼けて真っ黒なのだけれど、食べるとこれが深ーい味!パンも焼きたてなので美味しい!近所の小さな売店でこれを買ってかじりながら歩く。



テルアビブのビーチは、平日ですが、朝からお年寄りや若者がぽちぽちと。みなさんかなり焼きまくっていて、中にはこの暑い中ビーチをてけてけジョギングする人も。私たちはここを南下し、強い日差しの中水をがぶがぶ飲みながら、一路古代からの港町、ヤッファに徒歩で向かう。地図ではかなり遠いのでは・・・と思ったのだけれど、歩いたら30分ぐらい。


テルアビブからヤッファを望む



行く途中には、こんなビーチが!チ、チンキービーチって!ただの「海の家」なんですが(笑)ヘブライ語で「CH」は確か喉から搾り出すような音だったので、カタカナ表記だと「キンキービーチ」でしょうか。でもそれも英語でやらしいという意味なのでどっちにとっても笑えます。ここでコーヒーなど飲んで一服・・・



2001年に爆弾テロがあって若い人たちが亡くなった、海沿いのディスコ、ドルフィナリウムを通り過ぎる。犠牲者の慰霊碑があるのがなんとも言えず。



ヤッファは聖書にも出てきた場所らしい。そしてちょっと最近ではナポレオンがうわーっと攻めてきた場所でもあるらしい。街の入り口にある時計台。1906年建立だそうです。



海に面した石造りの小さな要塞のような街がとても可愛い。一部はレストランやお店などになっているけれど、今でも普通に人が住んでいる。


ドアの向こうは教会。ラスプーチンのような様相の坊さんがいて、途中まで入れてくれたけれど旦那が短パンだったため、奥まではダメー。




迷路のように入り組んでいるので、迷ってしまう・・・と迷った先には、SMフェチクラブがあったよ!なんと今晩は「ジャパニーズ・ナイト」があるそうだし!っておい!!(色々ルールがあるらしい・・・興味のある方は拡大してどうぞ!)



たまにバスに乗って観光客がどばーと来る以外は、静かな街。こんにちは、にゃんこちゃん。