うちのダンナは死ぬほど映画オタクで、映画の内容だけでなくセリフやら何やら細かいことをとてもよく覚えているのには驚くばかりです。小さい時田舎に住んでいたから、ケーブルテレビでとにかく映画を見まくったのが原因、だそうです。でもアメリカ人って全体的に、映画の話で滅茶苦茶盛り上がること多いです。そんなダンナにMovie Batonを渡したらとまらなくなりました。ダンナに書いてもらったのを、訳したのがこちら↓結構クラシックなラインアップになりました。というか、やたらと「男のロマン」「男の友情」と、男くさいのばっかり。(写真は足だけ登場のダンナ)
☆所有している映画の本数☆
2本。「少林サッカー」と「スパイダーマン2」
最近DVD全然買ってない。ケチすぎるのか?次に買いたいのはこれ:
「Ronin」。デニーロとジャンレノ、世界で一番かっこよくてタフな中年二人のユーロ・アクション映画。最高。
「ヒート」。アル・パチーノとロバート・デニーロの組み合わせ。これ以上説明する必要なんてないでしょう。
☆最後に買ったDVD☆
少林サッカー。
☆最後に観た映画☆
「エターナル・サンシャイン」。
☆よく観る、または特別な思い入れのある5本☆
もしよかったら5本以上書きたいんだけど。
「アラビアのロレンス」。今まで見た中でビジュアルが最も美しく、演技も素晴らしかった映画。若き日のピーター・オトゥール、ジャック・ホーキンズ、アンソニー・クェイル、クロード・レインズ、オマール・シャリフ、アンソニー・クィン、そしてアレック・ギネス・・・「スーパーパワー・キャスト」それぞれの演技が素晴らしい。
「マイ・フェイヴァリット・イヤー」。最高のノスタルジックな映画。1981年にリリースされた、1950年代後半を舞台にした話。ピーター・オトゥールはこれでオスカーをもらってる。生きてるって素晴らしい、と思わせる映画。
「スター・ウォーズ」。説明いらないでしょ。
「レイダーズ・失われたアーク」。23年経った今でも、最高のアクション・アドベンチャー映画。
「インディ・ジョーンズ・最後の聖戦」。第一作よりいい!と思うときもあったりするし、時間がたった今でも全然色あせてない。
「恋する惑星(Chungking Express)」。最高のロマンチック映画。あと映画の中で、トニー・レオンが、香港の喧騒の中で、ひとりゆーーっくりとコーヒーを飲むっていうとってもいいシーンがある。フランス人の友達のラファエルっていうやつが、このシーンは大都市に住むっていうことがどういうことかを良くあらわしていると言っていたけど、自分の周りでものごとが物凄いスピードで行きかう中でも、自分の世界を持って、自分のペースで進もうとする・・っていうところは本当にそうだなぁと思った。
「レオン(The Professional)」。最初、どうしてもロリコン映画という考えが抜けなかったのだけど、よく見るうちにアクション、そして演技や感情といった部分をすごく楽しめるようになった。最後のシーンで、ナタリー・ポートマンが「レオン」の植木を植えて、「ようやく家を見つけた」と言いながら、スティングの「Shape of My Heart」という曲をかけるところは特に感動。
「ブロークン・アロー」。ジョン・ウーの映画の中でも、時がたっても色あせないどころか、熟成されてきている映画のひとつ。ジョン・トラボルタの悪役がはまりすぎだし、スタントシーンや車のシーンなんかも楽しすぎる。サマンサ・マシスも超ホット。そして最後のシーン、電車の中でトラボルタとクリスチャン・スレーターが殴りあいになるシーンはクールすぎる。特にここのセリフは最高↓
Slater: Your fucking crazy!
Travolta: Yeah! Ain’t it cool! [といいつつスレーターをばこっと殴る]。
☆あなたの心に残り続ける映画は?☆
「リバティ・バランスを射った男」、「捜索者」のどっちか。ジョン・フォードは素晴らしい監督だし、その中でもこの二つは最高峰。どっちの映画でも、最後のビジュアルが忘れられない。「リバティ・バランス」では、ジョンウェインが砂漠を背に一人取り残されて、よろよろと行ってしまうシーン。「捜索者」では、ジミー・スチュワードとベラ・マイルズの間を蒸気機関車が通りすぎていくと同時に、数十年前、彼らとジョン・ウェインの間に起こった出来事が思い出されるシーン。
注意:ジョン・ウェインはちゃんと演技もできます!へこい第二次大戦映画とか、あの最悪のグリーン・ベレーの映画とかは見ないように。
☆愛する人と一緒に観たい映画は?☆
「イングリッシュ・ペイシェント」。発炎筒、ルネッサンスのチャペル、滑車、美しい砂漠の風景、飛行機、そしてイギリス兵の集団が歌うきよしこの夜をききながら二人の恋人が窓辺で愛し合うシーン。ワイルドなロマンスシーン満載で、これこそがデート映画!という感じ。
☆震え上がったホラーは?☆
「エクソシスト」。カトリックでもクリスチャンでも何でもないけど、悪魔とのたたかいがくそ怖いというのが解る程度にはキリスト教についてわかってるつもり。