愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ひとりチャイナタウン


ちょっと時間が空いたので、ひとりプチ観光を決め込みチャイナタウンをうろうろ。週日の暑い昼下がり、観光客もまばら。出身地や姓別にある一族の会館では、じいさんたちが日がな一日お茶を飲みながら将棋をしていたり。あまりに暑いので途中でバブルティーを飲みながらお店を冷やかしたり、チャイニーズ・アメリカンの移民の歴史をまとめた小さな博物館に寄ったり。


南米も含めたアメリカ大陸への移民の歴史はふるくて、17世紀ぐらいにもすでにばんばん行っていたらしい。そういえば知り合いの知り合いにCincoさんという苗字の人がいて、その人は南米に移民したチャイニーズで、もとの苗字は伍さんなんだそーだ。Cincoはスペイン語で数字の5。うまいっ!移民が使ったという英語の教科書は広東語だし、昔の中国の歌を集めた本も台山のものだった。中国移民排斥法ができたり、政治的にも色々大変な時期もあったりして、でも今カリフォルニアの中国人の数は89万なんだそう。ニューヨークはその半分ぐらいで、テキサスも同じ。さてアメリカで一番中国人人口の少ない州はどこでしょう・・・・


答え:カナダ国境のノース・ダコタ。600人だそーです。


成功したチャイニーズ・アメリカンのコーナーでは、エイミータンやベラワン、Yahoo!の兄ちゃんやノーベル賞を取った学者さんなどがいましたが、アパレルのNauticaもチャイニーズ・オウンだったのですね。知らなかった〜