愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

台湾式午後茶

イギリスの母の日、ソーホー近くの台湾料理屋さんで台湾式午後茶。

このお店の内装は1920年代中華ノスタルジック風。かかっている音楽も、昼のプレゼントのオープニング的な、金管楽器がぷわっぷわっしているレトロな感じです。

カーテンを引くと個室になる風なテーブルに案内されましたが、テーブルは、各サイドに引き出しが付いた雀卓。ここ、予約すると麻雀もできるみたい。いいねぇいいねぇ。

蓮の葉の冷たいお茶がまずは出ました。

お茶は、子供も一緒なのであまり強くないものを・・とリクエストしたら、「オリエンタルビューティー」となんちゃらウーロン茶の2種類をお勧めされました。

台湾式のお茶の淹れ方。いや、台湾式なのかな?中華式?普段家族で行くような飲茶の店では、湯飲みも投げるように渡され、お湯がなみなみ入ったお茶のポットをドン!と置かれるだけなのでよくわかりません・・w

でも学生時代、台湾に遊びに行ったときに地元のお友達にこういう感じでお茶を出すところに連れて行ってもらった記憶がうっすらと。


Instagram post by Mari 陳マリ • Mar 31, 2019 at 9:31pm UTC

小さな急須、お湯のみ、そして淹れたお茶を入れておく容器、お湯をかけて温めておきます


Instagram post by Mari 陳マリ • Mar 31, 2019 at 9:32pm UTC

お茶は銘柄によって、1杯目は1分半、2杯目は2分待つ、など淹れる時間が細かく決まっています。

子供、中国茶を飲むの初めてだったかもしれない(家族飲茶の時は子供は水だったので)。でも角のないまろやかなお茶、おいしい!と分かったよう。

そして小吃の数々。まずはおかず系のもの。

左は茶わん蒸し。かなりしょうゆ味の濃いソースがかかっています。ちょっと濃すぎたかもしれない。

上は、サトイモの晶餃。モッチモチでした。一人2個しか食べられないのが悲しい!!

右はサクサクのマッシュルームパイ。普段食べる飲茶の品々と比べて、なんて繊細で上品なことよ・・・・!!!

こういう時って、味わってゆっくり食べたいけれど、家族3人だとそこまで会話が盛り上がるわけでもなく(笑)、普段のごはんの延長みたいになりそうでちともったいない。普段通りのペースで食べてたら、数秒でなくなっちゃうこの量!

おかず系が終わると、2種類選んだ次のお茶を淹れてくれます。

そしてやってきた甘味系、ドーン!!!!

写真が下手すぎる・・・

が、見てください、このまるでお供えのような美しい品々を。

桃の形の餡まん。黒糖蒸しパン。砂糖とシナモンの揚げ餅。白いのは、杏仁豆腐的な、でももっと固いやつ。そしてパイナップルケーキにフルーツのゼリー。

パイナップルケーキはよく台湾土産でいただきますが、外はパサパサ、中は甘々、のものもある中、これはお店で作ってるんでしょうか、皮は上品なショートブレッドのよう、そして中も甘すぎず、煮過ぎず、フルーツの食感が少し残った感じでとてもおいしかった。

この素敵なお菓子の数々が、どんどんなくなっていくのが悲しくなった位・・って食べるからだ!

実はこの日、交通機関に乱れがあり、予約より30分遅れてものすごく焦りました。というのもこのお店2時間コースと但し書きがあったので。しかしお店に入ったら、注文取りに来るまで5分まち、冷たいお茶が来るまで20分待ち。忘れられてたのか、途中休憩で出てきた厨房の人に声かけて確認してもらわなかったら、誰も来なかった・・ところがマイナス30点でした。

まあ時間的にはぜんぜん余裕でした。女子会だったら絶対時間足りないけどなw

でも久しぶりにとても質の良いものをいただきました。やっぱりこういうちまちましたものを、ありがたく少しずついただくって、家ではなかなかできない経験。家でもこういうの作ってみたい!と思っちゃうけれど、どーん!とでっかい餃子作ってみんなでかぶりついてしまいそうだ・・。

そして小ぶりのお茶碗のなめらかで手にしっくりくること。手の中に隠れてしまいそうなお茶碗でお茶を飲みながら、本当はキセルでも吸いながら、ちょっと斜にかまえてビジネスや政治の取引をしたり、昔はしてたんでしょうかね。

もっとおかず系のものも食べてみたかったなー、こんなきれいなものばっかりカートで山盛りにして持ってきてくれないかなあ。

このお店の普通の食事メニューも試してみたくなりました。

こういう小ぎれいで高級で小ぎれいな料理をだす中華料理屋って、ベイエリアではほんとに数えるほどしか無い。やっぱり金持ちチャイニーズはロンドンに流れるんでしょうかねぇ。というより、中華=高級、特別な、というイメージはまだまだヨーロッパのほうが強く残っているのかもしれません?

あと面白かったのは、こういうお店、つい厨房にいるのは台湾料理だろうが四川料理だろうが、広東人の料理スタッフ・・とベイエリアでは思ってしまうんですが、ロンドンでは何人だかわからないけど、白人系とアフリカ系の人が裏で働いてました。

こういう人たちが、中華の技術を覚えて将来新しいものを作り上げたりするんだろうか。料理の世界のグローバル化も面白いなあ。

お店はこちら。

xulondon.com