愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ナパのスパ


レイバーデー(勤労感謝の日、みたいの)の3 連休。ここのところ、あまりの勤労振りに疲労もピークに達していたため、どこか遠くに行きたい!と、あんまり遠くはないカリストーガに一泊小旅行と決め込みました。なぜ2泊にしなかったかというと、泊まることをもくろんでいたホテル、結構お高かったり、3連休だからか、ミニマム2泊じゃないと予約を受け付けないとか、色々と制約があったもので・・・。


とにかく、テーマはのんびりリラックス。旅というと、どうしても色々詰め込みがちなので、今回はのんびり、ゆっくり致しましょう。


まずは、ナパの入り口にあるスパへ。え、こんなところに?というような、ちょっとビジネスパークっぽいエリアにあります。ホテルに併設されたスパなんですが、高台には葡萄畑、その下が洞窟みたいになっていて、その中にスパがあります。ホテルは新築っぽい。チェーンのリゾートホテルみたいな雰囲気はあんまり好きではないけれど、スパはなかなか凝った造り。どこか地中海にいるような雰囲気です。


スパといえばカリストガが有名なのですが、お値段がそこそこで、あとは二人でゆっくりしたい・・・とお財布とサービスのクオリティとを相談したら、ここになりました。まずは男女に分かれたロッカールームでバスローブに着替え。ロッカールームにはスチームサウナと、水風呂ジャグジーがあります。


時間になるまでこのサウナでゆっくりして、そのあと男女共用の待合室へ。ちょっとどこかの豪邸の書斎みたいな雰囲気のところに、みんながバスローブだけでくつろいでいます。いろんなお茶や、フルーツのスライスが浮かんでいるお水が飲み放題。時間になると、係の人が呼びに来てくれます。


今回お願いしたのは旦那と二人のコース。ニューエイジの音楽がかかる薄暗いお部屋で、塩もみされ、泥を塗られ、その後ラップで包まれてそのままオーブンへ・・・・ではなくそのまましばらく放置。塩もみは、垢すりを目的にしたものだったのだけれど、蛍光灯の下で、黒いレースの下着をつけた韓国のおばちゃんに、お尻をぺちっ!とたたかれながらがしごし垢すりされるのとはえらい違いでした。あんまりに扱いが丁寧なので、汚れは落ちてなかったかも・・・。


スパとかマッサージとか、「さあリラックスしなさい!」って感じの場所ではどうしてもリラックスできない私。きれいさっぱりするんだったら、韓国垢すりのほうが実用的じゃん、などと思っていたら、すーっと寝入ってしまいました。これは奇跡!その後シャワーを浴びて、マッサージ。余計なおしゃべりが無いのも良い。最後には、シャンペンとチョコレートをもらって、なんだかとろとろにリラックスしてしまいました。


しばらく書斎のような待合室でシャンペンを飲みながらのんびり。とても静かな空間を楽しみました。しかしそれを楽しんだのもつかの間・・・やってきたのはバスローブに身を包んだ男女のグループ。きゃっきゃとおしゃべりをしてるのは良いんですが、バスローブの下って何も着てないのを忘れたのか、結構長身のお兄ちゃんが私たちの方角に向かって男らしく、大開脚!うひょーーー!!・・・しかし長身なのが幸いしてか災いしてか、肝心のところは暗闇に葬られておりました・・・。


生まれて初めて、リラックスするべきところでリラックスできた記念すべき場所!(?)。というわけでここ、オススメです。


http://www.spaterra.com/