愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

 負け院・マラソン・蜘蛛男など


[負け院来る]
前回のひらりーさんに続き、今度は負け院さんがやってきて、1時間みっちりお話をしていった。ワシントンからこちらに引っ越して、政治にぱったり興味がうせたところで、いろんな政治家と直接ふれあえる(?)機会があるのはなんともへんてこな話だ。


海軍士官学校を卒業した負け院さんは、士官学校伝統の「陸軍のバカ!」コールを受けて登場、イラクのこと、ベトナムでの経験、温暖化や移民問題のことなど、時にはすっとぼけたジョークをかまして「面白いおぢさん」を演出しつつ、一生懸命お話していた。そのこと自体には好感が持てたし、「もうお時間ですので・・・」といわれても「あと質問2個受けつけるから!もうちょっと!もうちょっとね!」などともっとしゃべりたそうにしていたけれど、話の内容事態は、なんとなく滑っていたような気がする。


お得意のポークバレルや、テロリストがいかに悪いやつらかということに言及したときは、がんがんこぶしを振り上げて妙に元気だったけれど、「民主党が多いシリコンバレーですが、共和党を支持するとどういうよいことがあるのでしょう」という基本的な問いに対してはルーズベルトとかレーガンとか持ち出してごにょごにょもごもご言っていてよくわかんなかった。ベトナムで5年間捕虜生活を送ってた時に、同じキリスト教徒のベトナム人の看守が親切にしてくれた、という感動の秘話?はすごくココロに残ったけど、では未来に向けての彼のビジョンは?と聞かれると何も思い出せないのが残念。個人的にはじゅりあーにさんの話を聞いてみたい。


[蜘蛛男三]
オープニング当日、スパイダーマン3を巨大スクリーンIMAXで見てきた。話の内容はちょーっと無理があったけれど、細かいところで面白シーンがちりばめられていて、エンターテイメントとしてはなかなか楽しめます。トビーマグワイヤが彼女に振られるシーンでおろおろと泣き出したときには、会場大爆笑。しかし何といっても、サム・ライミの映画には必ずチョイ役で出てくるブルース・キャンベルが最高だった!最近地元バスケットボールチームが調子よく勝ち進んでいるので、映画が終わって拍手が起きたと思ったら、あちこちからレッツゴーウォーリヤーズコールが。


[マラソン大会]
地元のマラソン大会に出たら、4位になった。ちんたら走っていたらゴールになって「4位の人が入ってきました!」といわれて、びっくりしたけどちょっと嬉しかった。うふふ。


[メキシコ飲み会]
メキシコのお祭りシンコデマヨ。メキシコがフランス軍に勝ったのをお祝いするお祭りらしいが、アメリカ人がメキシコ街に行ってコロナを飲む口実を作るための祭りと化しているらしい。メキシコではあまり祝わないとメキシコ人が言っていた。夕方からバーをはしごして飲み始め、真夜中にはかなり出来上がってしまった。シングルの友人は私達をホームベースにしてバーのフロアに出撃、いろんな人に声をかけたりかけられたり。気に入らない人に捕まると私達のところに逃げ帰ってくる。私達は私達で、それをバックアップしたり、彼らが電話番号をゲットできるかで、賭けをしたりして盛り上がる。最後は友人のバンドが演奏するクラブでしめるはずが、よっぱらって到達できなかった。