週末、お友達数名と市内で開催された「ビール&オイスター祭り」に行ってきました。フォート・メイソンの芝生の上にテントが立ち、ギネスや生牡蠣をいただいたのは良かったのだけれど・・・・案の定、夜には食あたり!!!またトイレに立てこもることと相成ってしまいました。さらに翌日には38度まで発熱。久々に「みどり子さん*1」が来訪されたので、多分再びサルモネラだった模様。おかげで、日曜日は全て棒に振ってしまい、楽しみにしてた約束もパァーになってしまいました。わーん。結局みどり子さんは数日居座り続けることに。でもみどり子さんが青汁色から美しいエメラルドグリーンに変身した時にはちょっと感動しました。
へろへろだったので家でおとなしく見ていた映画。ブロークバックマウンテンでアカデミー賞を取ったアン・リー監督が93年に撮った、これもゲイものの映画。
- 出版社/メーカー: CICビクター・ビデオ
- 発売日: 1994/06/24
- メディア: VHS
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ブルックリンでフィジカルセラピストのボーイフレンドと一緒に住んでいる台湾人のお兄ちゃんの話。台湾に住む両親は彼がゲイということを知らず、結婚しろしろとプレッシャーをかけ続けるので、彼はボーイフレンドの入れ知恵もあって、グリーンカードが必要だった不法滞在の中国人の女の子と偽装結婚することに。それとは知らずに台湾からやってきた両親、そして盛大な結婚の饗宴が催されるのですが・・・。
まっ赤っ赤な中華式披露宴の様子を見て、ちょいと自分の結婚式を思い出してしまいました。台湾と香港ではまた風習も違うし、家族にもよりけりなのですが、時には披露宴で麻雀が始まったり、カラオケ大会になったり、お下劣なゲームが始まったりとかなり激しかったりします・・・。映画でも披露宴が終わったホテルのロビーには酒に飲まれて伸びている人が数名。映画にお客さん役としてちょっとだけ出てくるアン・リー監督が、そんな乱痴気騒ぎに呆然としている白人の招待客に、「長年性的に抑圧されてきた文化の結果がこうなのですヨ」みたいなことをいっているのがちょっと笑えます。披露宴が終わって新郎新婦がやれやれ・・とホテルの部屋に引き上げても、そこに友達がどわーっと乗り込んできて、カップルがベッドに入り、ブランケットの下で全ての洋服を脱ぎ捨てるのを見届けないと帰らない・・・というルールもあるらしい。こんなことを友達にされたら撃ち殺すしかないでしょう。
どちらにしろ、披露宴は自分達のためというより、親の面子のためであることには違いは無いです。知っている女の子の中には、台湾での結婚式に本気でストリッパーを呼ばれそうになって揉めていた人もいました(笑)。お話は良くありがちな感じの終わり方でしたが、台湾人の彼の、ママとの電話のやり取りが、言葉は違えどもうちのダンナとママとのやり取りにそっくりだったのにもかなり笑いました。
*1:id:Marichan:20050922