愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

Se7en: Just Listen/Must Listen


中学時代に一度韓国にはまり、当時はほとんどアイドル歌謡曲であったK-POPをききまくり、学生時代アメリカに行く前はちょっと韓国に留学する気だったのですが、延世大のサマーコースを申し込もうとしたところで親の大反対に遭遇。ちょうど金日成が死んで、「北朝鮮がソウルに攻め込んでくる!」というのを親は本気で信じてたのですなぁ〜。ちょっと冷静に考えれば、父ちゃんが死んで体制がぐらぐらなのにソウルを攻めてどうするんじゃ・・・と思うのですが、当時はやはりお隣の国とはいえ、一般人が手に入る情報はそれほど多くもなく、(特に団塊の世代の人は)韓国に対してすごくイメージが先行してたんだと思います。結局父が会社で「ソウルに駐在している社員の家族がばんばん日本に帰ってきている」という情報を入手したのが決定打となり、行くことはかなわなかったのでした(涙)。でもその後アメリカに来て、今でも「テロが怖いからアメリカで開かれる会議に行くのはやめます」という日本の会社にたくさん遭遇し(そんなこといってんの日本の会社だけだよ!)、そんな会社の判断も信用できなくなりました。多分そういう人はニューヨークの地下鉄に乗ったら即効撃ち殺されるとか思ってるんだろうなぁ・・・ぷんぷん。とはいえ、自分も結局は親の反対を押し切ってまで、自分でバイトして資金をためてまで行こうとしなかったので、自分の韓国語とかに対する情熱もそこまで止まりだったということで、中途半端に終わったのでした。しかしー、今になって冬ソナブームか何か知らんが、あれほどぎゃーぎゃー言っていた母がヨン様ヨン様とか言っているのは納得できん・・・。


Se7enさん、去年DCで彼のパフォーマンスを生で見る機会があったのですが、ものすごいかっこよかった・・・よくコンサートで失神する人がいるけど、そんな人の気が知れんわ、と思っていたのですが、カッコいい兄ちゃんのものすごい神業ダンスを目の前で見て御覧なさい・・・横にいたダンナなんか突き飛ばして大興奮してしまいました。実際彼のパフォーマンスが始まったとたん、スタジアムの農民席に座っていた女の子達が、ものすごい勢いで柵を乗り越え土煙をあげてアリーナ席に突進しはじめて会場は大混乱・・・でも冷静にパフォーマンスをするSe7enさん、かっこよすぎ。日本デビューの予定もあるらしい・・ああ時代は変わったのね、なんて音楽にあわせてクネクネ踊るだんなを横目にしみじみするのでした。