愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

Korean night

Marichan2004-02-07

彼の同僚Pさん夫婦とお食事会。Pさんの奥さんは韓国人で、彼はベトナム人とのハーフのアメリカンなのだが、彼はすっかり韓国語がぺらぺらになり、テコンドーもやっている(韓国人と結婚する人の宿命なのか?)。


バージニアの韓国人コミュニティアナンデールまで、スンドゥブを食べに行ったのでした(漢字でかくと純豆腐?辛い豆腐なべみたいの)。辛いからマイルドにしておきなさい、といわれたけど全然なんともない。我々の能力をUnderestimateされたか。


アナンデールは思いっきりアメリカの郊外に、人を韓国人に入れ替えて、看板も全部ハングルにしたところ。そりゃ英語も通じるけどちょっと場違い。中学・高校の時独学で韓国語をやり、大学でもちょっとかじったけど、もう私の韓国語能力はゼロ。でもハングルは一度覚えると読めることは読める。しゃべれはしないが、なんとなく何を言っているのかもわかる(時もある)。しばらくここに住んでいたら、少しは勘が戻ったりするかも?


奥さんは、自分よりもずっと年下のウェイターの兄ちゃんのことも「あじょし」と呼んでいた。なるほど、こういう使い方をするんだね・・・・言葉はなんとなくかじってても、韓国行ったことないからこういうコンテクストは絶対わからないよね。


このカップルとは、以前「韓国移民100周年」コンサートイベントに一緒に行ったことも・・・。DCのはずれのRFKスタジアムに、PiとかSEVENとか、神話(ほんとはg.o.dが好きなんだけどさー)とかBabyBoxとか、古いところじゃパティキムとかがきてコンサートを繰り広げるというかなり美味しいコンサートがあったのよ。今考えるとかなりうちらは場違いでしたが、奥さんはかなりバーチャルコリアの世界に住んでいる。うーん、彼の両親はバーチャルチャイナに住んで30年以上になるけど、そんな感じかな。


お食事の後は、お宅にお邪魔して韓国映画コレクションの中から「妻は極道」を鑑賞。極道を仕切る「兄貴」と呼ばれる姉ちゃんが、生き別れたお姉さんの願いをかなえるため(だけ)に旦那さんを向かえ、コドモを作ろうとするのだけど、無理やり見合い結婚した冴えないダンナにはこれは内緒!となると、どうしてもどたばたコメディになるでしょう。それにしても、どうやらPさん、Chicks with Gunsがお好きなようで。私がキックボクシングをやっていると聞くと、私を見る目がきらきらに。いや、そうじゃないって。


英語の字幕だったんだけど、途中のせりふで「縄張り」のことを「ナワバリ」といってた。日本のやくざ映画のオマージュもあったりして、面白かった。なんと続編もあるそうな。