愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

イスラエル⑳ 何のことはないイスラエルの覚書メモ

  • 蚊が多い!特にエルサレムではホテルの部屋の窓を開けておくと夜中にぷんすか言うので寝られない。スプレーをふんだんにかけて眠る。コンビニにはベープマット風のものも売っていた。そういえば中東だからそれこそ「西ナイルウィルス」に気をつけないといけないのかなぁ・・・結構豪快に刺された。
  • 国際的。同じユダヤ人といっても、見た目も聞こえてくる言葉もフランス語だったり、英語(イギリスもアメリカも両方)だったりと違う。エチオピアのユダヤ人から中東系、東欧系ユダヤ人など色々。特に休みを利用してやってくるアメリカのユダヤ人の若者がわんさか。
  • アメリカから無料でイスラエルにいけるユースプログラムとかがあるらしい。ウェブサイトで申し込むのだけど、ユダヤ文化をどれだけ知っているかのテストがあるそうな。でもそれに答えられればいいわけで、ユダヤ人じゃないアメリカ人の友達も連れてきた〜なんていう人もいた。
  • 18歳ごろに兵役につくので道端にいる「兵士」はコドモばかり。知り合いの中にはレバノンの前線に行かされた、戦車を運転した、という人もいれば、学校の先生として赴任したという人もいて、その任務はさまざまらしい。やっぱり美人でコネがあったりすると、首相府でオフィスワーク、なんていうこともあるらしい。
  • テレビのニュースでよく見る「UN」の文字がある国連の白い車がエルサレムをよく走っていた。死海にこの車で遊びに来ているスタッフの人達も。
  • 日本の寄付によるらしい車をエルサレムで発見。エルサレムの超高級ホテルで涼んでいたら、JICAの車も来た。出てきたのは80年代に大学生だったでしょうそのままのファッションをひきづる若作り風カップル。
  • エルサレムに住む保守的なユダヤ人は、教義を学ぶのが男の仕事だ!と兵役免除、仕事に就かないで、社会保障を受けて生活している人も沢山いる・・・というのはきいていたけど、エルサレムダウンタウンでは実際に小銭をせびる、頭にはヤマカをかぶったホームレス風の保守的なユダヤ人のおじさんがちらほらいた。
  • 夜のエルサレム、保守的な格好をした若者が集まって音楽をがんがんかけているので見ると一生懸命ブレイクダンスを踊っている(とてもお下手だったけど)。音楽はヘブライ語。おおお、と思って見ていたが、あとで友人に聞いたらあれはユダヤ教について歌ったヒップホップをかけて踊る宗教集団なんだそうだ(笑)
  • 同じ料理なのに、食べものはアラブ側のほうが断然うまい。野菜の作り方など、ユダヤ人側は大農場的な作り方をしているからかも、とのこと。ベーグルはついぞ見かけなかった。探せばお店はあるみたいだが、普段食として食べているわけではなくて結局はアメリカのユダヤ人の食べものみたい。
  • 英語が通じるので結局ほとんどヘブライ語は使わなかった。ヘブライ語でありがとう、は「戸田」という。アジア人だからといって珍しがるわけでもなくみんな普通に接してくれた。駅で無料のヘブライ語新聞を配っているお姉さんは私たちにも当たり前のように新聞をくれたし・・・読めないよ〜!