愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

2025日本旅日記5:いよぉ~

じいじ、高校生の甥っ子も一緒に銀座へ。去年の旅日記が終わっていないことに気づいたが、ドラマ「俺の家の話」を見てから能に興味を持った子供。たっての希望で去年に引き続き、今年も能を見に行った。

私にとっては能なんてただただ長くて動きも少なく、何を言っているのかもわからない退屈なもの、という認識が長年あったし、高校生の時に学校で能を見に行った時には、ぐっすり寝た記憶しかないのだが、本当に子供って何がきっかけで、特に先入観も持たずに色んなことに興味を持ち始めるものか、わからない。でもあのドラマは確かに面白かった。

長年音楽をやっているじいじは、ここ何年も謡の稽古もやっており、そんなところに子供が能が見たいと言ったから嬉しかったようで、張り切ってチケットをとってくれた。これとは別に、年末に甥っ子を薪能に連れて行ったそうだが、それもインパクトがあったと思われ、甥っ子もまた見たいと一緒に行くとなった。

なにはともあれ、まずは腹ごしらえである。孫を引き連れ、じいじがお寿司をごちそうしてくれる。初めてのすしざんまい。入り口にあるあの人形を見て、ずっと回転寿司屋だと思っていたけど全然違った。店員さんもめちゃくちゃ丁寧であった。

ついでに銀ブラと決め込みたいところだが、何しろ暑い。通りを歩いている人も思いのほか少なくて、なんとなく閑散としている。

こういう時に喫茶店でお茶をして時間を潰す、というのが日本での常套手段のようだが、銀座を知ったるじいじ、あまりアテをつけずに店に行くものの大混雑していたり閉まっていたり、喫煙OKのモクモクの店だったりでどこにも入れず。

後期高齢者の割にネットは駆使しているものの、こういう時お店を携帯でぱっと調べればいい、というのは意外にやらないんだなぁ、と特に非難する気持ちというよりは、興味深く思った。店を探してウロウロするというこの感覚が、自分が子供の頃に大正生まれのおじいちゃんと出かけた時を思い出したりしたのだった。携帯持つようになってからは、忘れていた感覚とでもいうか。

結局能楽堂が入っている銀座SIXのお店で時間を潰す。ここのお店は先程のお寿司屋さんとは対極のドライなサービスであったが、じいじがこのケーキ美味しいね、と言うとここで作ったものではないので心苦しいんですけど・・とちょっとほころんでいた。ポジティブ声がけナイス。

長くなりそうなので、続く。