愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

愉快的陳家の感謝祭

もう何年も同じタイトルでの記事を書いていますが、今年も怒涛のホリデーシーズンの始まりです(ある意味10月のハロウィンから始まってますが)・・。

感謝祭、クリスマス、正月、旧正月、バレンタイン、結婚記念日と2月まで陳家の胃袋は休む暇がなくなります・・というのももうお約束。

今年も恒例のはしごディナー、まずは友人モムちゃん家にお邪魔して、ブライニングで激しくしっとり、皮はパリパリの大変美味な七面鳥を頂いてきました。

 食べるのとおしゃべりに夢中で写真なんかまともに撮る余裕なし。七面鳥の他にも美味しいオイスター、マッシュポテトやステーキなどなど。本当はテーブルセッティングももっと素敵だったのだが、花より団子ということで、これまた写真はなし。

特に七面鳥の皮がものすごく美味で、そのウマさにやられた大人が子供から皮を奪い取る場面もww 気の置けない友人達と毎年こうやってワイワイギャーギャーできるのは、世知辛い世の中にあって本当に有難いことです。

 続きまして〜、日本のお正月のような行事である感謝祭であるので、家族をないがしろにするわけには行かぬ。と、泣く泣く友人宅を抜け、陳家実家に集合、2度めの感謝祭ディナー。

以前は元中華シェフのパパが七面鳥を中華風にローストしてくれていましたが、もう御年81歳なのでその役回りがここ2年パパにまわってきています。

今年は「もう七面鳥じゃなくても良くね?」という義両親のリクエストにより、普通にローストチキンになりました。で、使用したチキンですが「Capon(ケイポン)」という種類のものを使うようにという指定が。これ何かといいますと、去勢された雄鶏なんです。

なんでも去勢された雄鶏は攻撃的でなくなり、なんだかよくわからないけど大きく柔らかく育つんだとか・・・。その育て方は倫理上問題もあるので、カリフォルニアでは育てて無いらしい(肉屋に聞いてみたら、以前農場に電話して問い合わせたことがあるらしく、「鶏にそんなこと出来るか!」と怒られたらしい・・)。パッケージの写真を撮ったのがなぜか携帯から消えてたんですが、何でもポーランド産のやつを手に入れた模様。8ポンドほどありました。

焼きあがったものはあっという間に義理父にバラされてしまったので(毎年仕事が早くて丸のままの写真が撮れない!)これまた写真がありませんが、なかなか美味しかったです。その他のサイドディッシュはほぼ義父母作。デカイ鶏を焼くのはもうアレですが、義理父は今でも遊びに行くと家族のディナーをドーンといつも作ってくれます。義理兄が作ったマッシュルームローフも思いのほかいけました。でも2度めのディナーなのでまあほどほどにいただきました。

 これからも胃腸に注意しながら、今年もホリデーシーズンを乗り切るぞー