愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

All that jazz


トライアスロンのトレーニングをしているだんなにつきあって市内をマウンテンバイクで走る。ひざを痛めて走れないので丁度良いと思っていたのだが、やはりしばらく走っていない身にはSFの坂はこたえる!でも海やゴールデンゲートブリッジ、そして向こう岸の緑がぱぁーっと目の前に開けるSFの景色はいつ見てもタメイキがでる。急いでシャワーをしてNYD君と待ち合わせ、オークランドでお食事会。その後電車に飛び乗り市内に戻り、Rちゃんたちと夜11時にジャズクラブで落ち合った時にはさすがにへろへろに。


スペースが細長くて狭いので、バンドマンはみんなレンガがむき出しの壁に向かって演奏、私達はその横を囲むように座るという窮屈なセッティング。でもバンドマンが本当に目の前10センチぐらいのところに座っているような場所で、15人編成のバンドが捻り出すジャズの塊に、頭をごん!と殴られた感じ。眠気もふっとんでしまうジャズの威力。「ストレート・ノー・チェイサー」とか、セロニアス・モンクデューク・エリントンといったちょっとクラシック?なナンバーを、お酒を飲みながらえんえんと聴き続けた。全員がスーツを着て、若いトランペッターのお兄ちゃんはハンチング帽。キャンドルの明かりと3本の照明の中にぼんやり浮かぶバンドは格好良かったです。