愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

アジアフェチ


S君のお誘いでバークレーオークランドエリアにあるビール工場見学&飲み会。そこで作っているビール6種類ぐらいを、6ドルぐらいで飲んですっかり良い気分になる。一緒に来ていたBさんという人は、みししっぴの出身でパスポートを持ったことがなく、アメリカの外に出たことが無いという。彼によるとジョージア州は「イーストコースト」なんだそうだ。アリエネエ!私にとってはフィラデルフィアより南はもう南部だよ。彼はもう一人のアジア人の女の子Eちゃんに一生懸命アタックしていたが、彼女がおもむろに糖尿病の注射を始めたとたんに熱が冷めたようで(ひどい話だ)、いきなり今度は私に向かって7年つきあった日本人の彼女がいるだの、今35歳だから一度は東京に行きたい、でもアメリカと外国って何が違うのか、アメリカ人だからいぢめられないか云々・・・とひとしきりきいてくる。とにかく自分は日本人とつきあったことがある、というのをめちゃくちゃアピールするので何やねんと思っていたらいきなり「あっ!婚約してるのか!」と私の指輪を見てものすごい勢いで驚いていた(ほんとに椅子から飛び上がった。びっくり)。婚約どころか結婚してますよ。ほれダンナは目の前に・・・・。それをきいて、他にアジア人の女の子がいなかったので、そいつは晩御飯をキャンセルして一人先に帰っていきましたよ。やっぱりそういうことだったのかい。


ダンナの弟分で私の子分であるハウイーは白人フェチだし、インド系のS君もその気味があるし、D君に至っては「僕はそんなに背が高いほうじゃないから小さいアジア人の子とつきあいたい」というし、まあそういう嗜好があるのはしょうがないのかもしれないですけど、つきあうにもまずは人ありきと思っている身としてはそういう枠組みから入られるのはちょいとなぁ、と思ってしまう。いきなり「日本人の彼女がいたから日本人の扱いには慣れてますから仲良くしましょう」みたいなのはどうかと思うし。