愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

お買い物ハッシュ:イーグルとターキー


注:おばかなジョギングクラブ・ハッシュハウスハリアーズ(略してHHH)は世界中に展開しているランニングクラブです。ただ走るのではなく、最初に「ヘアー」と呼ばれる人がチョークや小麦粉などで道に印をつけていき、それを探しながら、ゲーム感覚で走っています。「Drinking Club with Running Problem」といわれるとおり、その独特の飲み会が楽しみの一つで、ランニングコースの途中に、ビールストップがあったりもします。日本にもいくつかありますので、興味のある人はどうぞ!たまにコメント寄せてくださるモジャさん、ぽんたんさんが日本のハッシャーです。


本日のハッシュランは、♪るんるん、お買い物RUN


ゴールデンゲート・ブリッジの近くの、クリッシーフィールドという海沿いのエリアにある、大型スポーツショップに集合。なんと今日だけ、ハッシャーだと全ての商品が20%オフ!という素敵な特典付きのRUNでした。ハッシュでは、赤いドレスを着て走るRed Dress Runや、Bay To Breakersという地元の大会に出るRUNなど、結構大掛かりなイベントをすることも多いのですが、そういうとき、地元のスポーツ用品店がスポンサーになってくれたりして、たまにこういう良いことがあります。


でもまずは走りましょう・・・ということで、Presidioと呼ばれる海沿いの森の中を走りました。前日9キロ走ったばかりだったので、やっぱり筋肉痛が・・・イテテテ・・・。しかしコースは容赦なく、階段を登り、森の中の道無き道へ・・・・、勾配もあって、こ、こわいよぅ。Presidioは昔軍の駐屯地で、軍の家族が住むバラック(といっても素敵なお家ですが)が、市内とは思えないうっそうとした雰囲気の中にぽつぽつと立っています。今は一般の人やパーク・レンジャーの人たちが住んでいるようです。トレイルは混乱を極め、森の中から飛び出してそんなお宅の裏庭を突っ切り、教会のポーチをどかどかと渡ります。途中、トレイルを探している時に、レンガ立てのお家の2階からおじさんが出てきて、「走ってるのか。水欲しいだろう。ほれほれ」と水のボトルを見せびらかし、「1ドルなら売ってやるぞ〜」などと叫んでいました。Presidioの中はジョギングクラブが沢山走っているので、住人もなれているようでした。「水はいらん、ビールよこせ!」とみんな叫び返していましたが(笑)


さらには勾配に設置された大きなどぶ水路の中を歩いて降り(ちょっとだけ恐かった)、ハイウェイが走る橋の下でようやくビール・チェック。その後、お買い物をしたい人は「ターキー(七面鳥)トレイル」、もっと走りたい人は「イーグル・トレイル」に別れました。ターキートレイルは30分で終わるから!といわれたのに、実際はもっと長かったので、終わりに近づきみんな嬉しくて「ガボガボ」と叫びながら走っていました(七面鳥の鳴き声)。オフロードを走るのは初めてだったのですが、地面が舗装よりやわらかいので、実際は走りやすかったです。膝にもこのほうが良いのかもしれません。


お店ではタンクトップとジョギング用のブラをゲット。二つあわせても30ドルちょっとでした。長距離を走るとき、たまにTシャツから血を流して走っている男の人がいるんですが・・・これって乳首がTシャツにすれて流血してるんですね。だから、バンドエイドを張るとか、Tシャツでも材質の良いものを選ばないといけないみたいです。ジョギングブラも一緒で、昨日のレース、ハッシュオリジナルのジョグブラ(ちょっと安そうな材質)をつけて走っていたら、途中になって「う、こ、これは・・・」という恐ろしい感覚に襲われてしまいました。ようやくまともなモノが手に入って嬉しい〜。