愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

山中Run


市内にあるナショナルパーク、プレシディオでの10Kレース。市内唯一、トレイルを走ることができるレースということで、結構地元ランナーの間では知られているものの(レースが終わってゼッケンつけたまま街中を歩いていたら、どうだった?楽しかった?なんて声をかけられた)、参加者は200人ちょっととこぢんまりしたレースだった。こういったレースは、小さいものでも地元企業とか団体がスポンサーになっていることが多いのだけれど、今回はなぜか「イワシの油漬け缶詰」の会社がスポンサー(笑。


プレシディオのトレイルは、おばかなジョギングクラブ・ハッシュハウスハリアーズで何度か走ったことがあるのだけれど、場所によっては人が一人通れるかといったけもの道だったりする。案の定スタート直後は混雑しすぎて、小学校の遠足か放牧された羊状態。前に進まず渋滞、しばらく立ち止まったり、周囲の人とおしゃべりしたりしながらとぼとぼ歩く。霧も深くて道も落ち葉が湿っている上に勾配もあるので、ずべっとこける人も続出。


コースは5キロのループを2周。道なき道だけれど、コースマップと衛星写真からかすかに見えるトレイルをなぞってGoogleマップに記入してみたら、こんなんなりました〜。


Presidio run map


途中普通の道路に出たと思ったら、また藪の中に入っていく。道路にはコースの目印としてチョークの粉がまいてあった(ハッシュのまんまじゃん!)。藪の中には警察が使う黄色いテープが目印としてここかしこに。霧のせいか、森の中だからか、走っていたらどんどん目がかすんでよく見えなくなってきてちょっとびびる。でもスピードも出てくると、朝霧と森の木々のいいにおいを胸いっぱいに吸い込みながら走るの、かなり気持ちいい!途中森から道路に躍り出ると(笑)、ゴスペルシンガー集団が待ち構えていて景気づけに歌を歌ってくれたりした。


コースマップから標高を割り出せるオンライン機能があって、最近ジョギングのログをとるのがすごく楽しいんだけど、今回のRunはこんな感じになった。うきゃー!上り坂は歩いた部分もあったけど、下り坂も多かったのでどかどか走った。膝への負担が心配だったけど、やっぱりトレイルは土の上を走るから、舗装道路を走るより足に優しいみたい!普段平地を10キロも走ったら、午後はかなりどすーんと疲れたりするのだけれど、今回は走り終わっても「あれこれで終わり?」というくらい体が軽やかだった。景色もいいし、トレイルラン、ちょっといいですね・・・道に迷ったりするのはいやだけど。


Presidio run elevation


ちなみに今回のレースは5キロと10キロの2種類があって、5キロの優勝者は15歳の男の子。さらに3位は12歳のコドモだった。はぁ〜〜〜。最年長は75歳のおじいさん。みんなすごいよねぇ・・・・。