愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

趣味は油をなめること・・・うひひひ


カリフォルニア北部は、イタリア(のどこかは知らないけど)と気候が似ているそうで、葡萄もですがオリーブも生産されています。今まで油といえばサラダ油を料理のときにほんのちょびっと使うだけだった我が家ですが、一度お知り合いのところで自家製のオリーブオイルをいただいてから、「おいしい油」ってあるんだ!ということに目覚めてしまいました。自家製のオイルをパンに浸していただいた瞬間、「くわっ!こっ、これは、何とっ!」と海原雄山なみに驚愕。本当においしいオリーブオイルって、べたっとしているどころか、すがすがしい果実の油、という感じで、「このまま飲んでしまいたい・・・」という衝動にかられるほどです(危険!)。


その後、サンフランシスコの道端でやっていた「オリーブオイル祭り」で地元生産のオイルを味見しまくり、これ好きだー!と買ったのが、「エリクシール」という化粧品のような名前のオリーブオイル。1本2000円ぐらいでそんなにお高くもありません。パスタをゆでて、ちょっと塩をふりかけ、さらにこのオイルをちょびっとたらすだけで、ご馳走になってしまうからすごい。ここのFORZAというのが気に入りました。


しかしこのオイルも後三分の一も使えば底をついてしまう…、これはいかん!といったいどのお店でこのオイルを買えるものかと問い合わせをしてみたのですが、どうやらこのメーカー小さくてまだ準備中なのか?返答なしです。メールもしたけど「準備が整い次第おしらせします」と自動返信が。もっと買っておけばよかった…、でも油の買いだめはちょっと体に悪そうです。


そこでフェリービルディング(オーガニックの食べ物とかが色々うっている場所。楽しいですよ〜、オススメ。リンクはこちら)に行きそこで売っている油を試食しまくり代替として買い求めたのが写真のこれ。McEvoy Ranch Olive Oil これだと地元の色々なお店でも扱っているので、買いやすいです。


ちょっとエリクシールのオイルより、味が強いのですが、去年絞ったオイルを1年熟成させたものを選びました。ただいまこの2つのオイルを交互に利用中。油がおいしいのはいいことですが、やっぱり油は油なので計量して利用するが吉かも。


Insalata di Arancia Sanguigna e Cipolla Rossa


晩御飯のおかずのひとつに作ったサラダ・・・・名称は「Insalata di Arancia Sanguigna e Cipolla Rossa」呪文料理!名前はすごいですが日本語にするとただのブラッドオレンジと赤たまねぎのサラダ。ブラッドオレンジ(血のように真っ赤なオレンジ)を薄切りにして薄切りのたまねぎを載せて塩コショウとオリーブオイルをちょいとたらしたダケでございます。ブラッドオレンジは、カリフォルニアでこれまた取れるのだそうで。これにも買ったオリーブオイルを使いました。ご飯のおかずにはならないので、また作るかは不明・・・。


お酒を大して飲めないので、油のコレクション、なんていうのもいいかなぁなんて思ったりしたのですが(知り合いの中にはお酢コレクターがいる)いくらいい油でもとり過ぎは怖い!ので、今のところ陳家コレクションはこの2本にとどめておきます・・・・。