愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

クルマ事情


この国には電車があるわけもなく、バスかクルマに頼るしかない。道路は街中に入れば入るほど京都や下町並みの狭い路地となり、しかしマルタ人はそんな小道でも100キロで爆走するので非常にコワイです。歩行者を見れば赤信号と思え、ではなく、歩行者を見ると何故かアクセルを踏み込んでくる、コワイコワイ!まさしく狭いマルタでそんなに急いでどこに行こうというのだ!という感じです。走っている車は概して古く、平均して10-20年モノの小型中古車が多いです。中には写真のようにトテツモナク古いものもばりばりいいながら走っています。後でホテルの人に乗せてもらった車には、シートベルトというものが存在さえしていなかった。環境にキビシイ、くっさい排気ガスとタバコが混じったにおいをかぐと、あ、外国に来たな、という気がしていつもうれしくなります。


特に街を歩いていると、小型トラックのほとんどは日本から輸入した中古車のようで、交通安全のお守りステッカーとか(異教徒のまじない札が付いたままだなんて知ったら、どう思うんだろう??)「交通安全は死角を心の目で見ること」なんていう、交通安全実現を運転手の神通力に依存しようという字あまりの交通安全標語が付いたまんまだったりして、なかなか笑えました。