愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

妊娠28週〜妊娠29週

  • いつもはどかどかと蹴る小さいさん。特にご飯を食べたりしているとさかんに舞踏するのが常だったのだけれど、ある日ご飯を食べても「しーん」と動かずとても静かな日があった。以前同僚が妊娠中に「赤ちゃんが動かない」と早退して病院に行ったり、やはり赤ちゃんが動かないなあと病院に行った別の同僚がそのまま入院・帝王切開で出産(首にへその緒が巻き付いていて動きが取れなかったらしい)・・というような状況をみたことがあったので、びびる。お医者さんは、もし赤ちゃんの動きが無いようだったら、特に脱水症状だったりするとそういうことがあるので、水やジュースを飲んで、左を下にして横になってみるように・・とのことだったので、ジュースを飲んで会社のソファで横になってみた。ぴくぴく動いて一安心。
  • へそが出てきた!人間の体とは良く出来ているもので、お腹が大きくなって皮が伸びてくると(?)、へその中にタックインされていた余分な皮膚が活躍するんですなー。今まで未知の世界だったへその底が見えてきた・・・これを機会に掃除をしよう。旦那は「へその底のごまなんぞ、ハドソン川の地底にたまるヘドロのごとしだ。むやみにかきまわしちゃいかん」というんですが・・・。
  • ご飯を食べたあと、ふぬっ!とお腹に力をいれると、へそが出る。へそ全体がというよりは、かろうじて残っていたへその周辺が、まるで口笛を吹いている時のクチビルみたいにぴゅっ!と土手のように出るのだ。って、わかるかな・・。写真はのせません。その様子を友達に披露して受けをとることもできる。
  • おへその下から一直線に、薄茶色い線が出てきた。これは妊娠線ではなくて、正中線というんだそう。ホルモンの作用か何かで出てくるものらしい。私は勝手に勝利の一本線と呼んでいる。出産してしばらくすると薄くなってくるらしい。不思議やねえ。
  • 平日の夜に、今度は赤ちゃんの授乳に関するクラスがあった。これもみんな旦那同伴で参加。病院にラクトースコンサルタントといって、出産の後授乳のあれこれを相談できる看護婦さんがいるのだ。特にアメリカでは産休が短いから、授乳をしている途中で仕事に戻らないといけないし、色々と大変らしい。カリフォルニアでは、働くママがオフィスで搾乳できるように、オフィスに専用の部屋を確保しないといけないらしい。うちの会社にも各フロアにMother’s roomなるものがある。椅子とか冷蔵庫とかおいてあって、授乳中のお母さん達はそこに30分から1時間ぐらい篭って、搾乳機で持って乳搾りをしているわけ。現在私のフロアに妊婦が9人ぐらいいるので、私が産休で戻ってくるころには、Mother’s roomの取り合いになりそう・・・。
  • 母乳って不思議で、生まれて最初にあげる母乳は赤ちゃんの免疫力を高めてくれるし、赤ちゃんの発育段階や状況にあわせて、母乳の成分も変わってくるらしい。後はビデオで赤ちゃんに乳首をどうやってくわえさせるかとか、色々な授乳の姿勢とか抱き方とかのインストラクションがあった。教室に置いてある人形で持って練習も。なぜかお父さんも授乳の練習をさせられ、旦那のほうが抱き方とかが様になっていたような・・・笑 お父さんからも母乳が出たら楽なのになぁ〜(笑)
  • 平日の仕事の後にびっちり3時間、しかも出産のクラスなどに比べたら父親が出来ないことが多いせいか、途中で飽きちゃって携帯をいじってるお父さん達もいたけれど、旦那はなぜか私より熱心に質問をしていました。
  • ちょっと前に実家から小さいちゃんと妊婦グッズがたくさん送られてきました。私も弟も着ていた、ファミリアの赤ちゃん服など。今でもデザインが変わらなかったりするのね。自分が着ていた時の記憶はそんなになくても、弟が全く同じデザインのものを着ていたなぁ、と思い出したり。妊婦グッズのパッケージには地味に説明書きを付けているだけの母でしたが、小さいちゃんグッズにはこんなイラストが・・・か、可愛い。


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腹の中の内容物はこれです!


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