ちょっと前ですが会社のランチでエチオピア料理を食べに行きました。
いろんなおかずを小皿に入れて持ってきてくれますが、これを大皿の上に乗ってるクレープみたいなものの上に全部どーんと乗せてくれます。
どーん!いろんな種類のお肉料理と煮込み野菜、サラダの数々。
お皿の上に乗っているクレープみたいなものは、インジェラと呼ばれるもの。テフ、というイネ科の穀物の粉を発酵させてからクレープ状に焼いたもので、エチオピアの主食だそうです。
まるでおしぼりみたいにくるくる丸めたインジェラ。ふかふかしてます。これでもって、おかずをつまんで包んで手で食べるのがエチオピア式です。
昔住んでいたワシントンDCにもエチオピアのコミュニティがあり、いろんなところにエチオピア料理屋さんがあったので、何度か食べに行っていました。
ベイエリアに移ってからは、オークランドにあるお店にも行きましたが、わたくしなぜかエチオピア料理を食べると、速攻でお腹が急降下いたします・・。この発酵してちょっと酸っぱいインジェラのせいなのか、煮込みの油のせいなのか、どうか。
そんなこんなで、ここ数年は敬遠していたエチオピア料理ですが、今回はインジェラ少なめでやってみました。このお店、上司がタクシーの運転手にこのあたりで一番美味しいとおすすめされただけあって、おかずも重たくなく、どれも美味しい!
特に手前にある羊をスパイスつけて焼いたのがすごく美味しかったです。
でもやっぱり、インジェラが酸っぱくて、おかずをインジェラで包んで食べると、どうしてもこの酸っぱさがその風味を凌駕してしまう・・・。おかずはどれも美味しくて、ついご飯が欲しくなってしまいました。エチオピア丼・・・
エチオピア料理は初めて、という他の同僚たちはちょっと恐る恐る。手を使って同じお皿からみんなで食べる、というのも新しい経験だった模様。
イギリス人の上司の1人は辛いものやエキゾチックなものが苦手で、中東系アジア系のものを会社で頼んでもあまり手をつけずにサンドイッチ食べてたりするんですが、それでもこういう時には顔を出す。で、「えーっと・・これはどうやって食べるのかな?」とぼそぼそ言いながらとりあえずおかずをインジェラでつまんでみるものの、「うん、うん・・」と言いながら口に運ぶこともなく、それを皿に放置。あとは何も食べずに喋ってましたw
ちょっと年配の人なので、まさにこれ典型的な昔のイギリスの味覚で育ったからなんだろうか?!なんて勝手に思ったりして。でも毎回、みんなでご飯をする時には、この料理を彼は果たして食べるかどうか?!というのをみんな密かに楽しみにしているところがあるかもしれない・・・w
今回は注意して食べたからか、お腹は大丈夫だった!!と思ったら、翌日にキター!!