完全に自分用メモ。
長年歌のワンフレーズだけがこびりついて忘れられない、それもうろ覚えで何の曲かわからずモヤモヤする・・・という事象は誰にでもあるはず。昔はMixi(!)にうろ覚えのメロディをドレミで書き込むと、誰かが当ててくれるコミュニティ、なんていうものもあったなあ。しばらくすると、ShazamやSoundHoundなど、歌うとそのメロディを聞き取って検索してくれる、なんていうアプリも登場したり。
自分にも、サビだけグルグル頭の中を回る歌や、昔テープで持っていたもののもう聞くこともできず、曲名も何もわからない曲がいくつかあり。上記のアプリ検索も試してみたものの、英語圏以外の音楽は思うようにひっかからず、わからずじまいだったのだが、最近になってGoogleの鼻歌検索を試してみればいいんじゃん!ということに思い至ったのでした。
いやーこれはすごい!携帯に向かってうろ覚えの曲のメロディをうたってみたら、結構な確率で正解が出てきてビックリ!
初めての就職の思い出の曲
最初の3小節を歌ったら正解が出てきたのはこれ:
2000年に出た韓国のバンドRollercoasterのLove Virusという曲。ちょうど学校を卒業して仕事を始めた頃で、RealPlayerでなぜかシンガポールや韓国のラジオ局やヒットチャートの曲を聴きながらコンピューターに向かっていたんだった。この曲もよくかかっていたのだけれど、当然曲名も何も知る由もなく。記憶ではもっと軽いアコースティックでボサノバっぽい渋谷系なポップなアレンジだと思い込んでいたのだけれど、結構重めな曲だった。
カセットテープに入っていた思い出の曲
デュエット曲、女性の歌い出しの所を歌ったら正解が出てきたのがこれ:
1990年の韓国歌謡曲、「大切な君」。これもそんなタイトルだったなんて初めて知った!中学生のころ、文通していた韓国のペンパルが送ってくれたテープに入っていた曲。今じゃテープの行方もわからず、それこそ20年ぶりぐらいに聴いた、K-POP以前の韓国歌謡。
ブータンから送られてきた思い出の曲
これが出てきたのは凄かった、これはなんと文通していたブータン人が送ってくれたインド映画のカセットテープに入っていた曲
これも1991年頃のだそう。このテープは後に高校時代に友達に貸して、創作ダンスの音楽に使われた記憶が・・・ww ブータンはインドのお隣なので、大衆文化はインドなんだなーと実感した思い出。ちなみにこの俳優さんはアーミルカーンといって、シャールックカーン、サルマンカーンと並び三大カーンと呼ばれるうちの一人なんだそうです。
マレーシアで遭遇したカラオケ大会の曲
そういえば旅行先で録画したビデオに入っている音楽はどうだろう・・・と色々検索
これはまたまたインド。といっても撮影場所はマレーシアのマラッカ。地元のコミュニティのディーパバリのお祝いでカラオケ大会をしていたところを撮影したもの。
この伴奏がなんともいえない感じですが、これはビデオがあるから余計長年この部分だけ頭から離れなかった・・・
このビデオをこのまま携帯に聴かせてみたら、正解はこれでした!
うわー、これはなんだか滅茶苦茶インドの懐メロ風じゃないですか!1950年代の歌だそうですが、これをかけていたら同時期のインド歌謡がYouTubeの関連動画でどんどん流れ出し、聞いていたらなんだか妙に懐かしい気分に・・。この感じ、インドが懐かしいというよりは、私が大学生の時に良く行った中央線沿線のインド料理屋とか、仲屋むげん堂とかを思い出す・・・。
このタミル語カラオケに出会ったマラッカの地では、本当に色々な出会いがあり、夢のようでもあり楽しい経験でした
イタリアで遭遇したロックバンドの曲
続いてはイタリア。これはトリノに行ったとき、たまたまMTVの番組撮影をしているところに遭遇したもの。
もっさりしたメロディの割に、結構観客がキャーキャー言っているのが印象的だなあと思っていましたが、これはイタリアのバンドLostの曲。
Sulla Mia Pelleという曲、しかもGood CharlotteのJoel Maddenがフィーチャーされていたのかー。このバンド名、曲名やトリノとYouTubeで検索してみたら、もう10年以上前に同じ場所にいたと思われる人達がアップロードしたビデオも出てきて、これまたインターネッツすごいな!
検索しても出てこなかったエモい曲
鼻歌検索をしても、覚えているフレーズが短すぎてとうとう出てこなかった曲も一曲だけ。
これはアメリカの車のテレビコマーシャルに出てきた曲で、アコースティックギターのちょっとエモい感じの曲、若者か子供が夜オープンカーに乗っていて、星をつかもうと空に手を伸ばすシーンがあり、歌の最後のほうはディン・・ディン・・ディン・・という歌詞ともつぶやきともとれないような感じだったような・・・。
2000s US Car commercialsとYouTubeにひたすら入れて探してみるも見つからず、半ばあきらめたところで旦那にふと話たら、「フォルクスワーゲンじゃない?」と一言。
正解でした!
イギリスのシンガーソングライター、ニック・ドレイクという人のPink Moonという曲。アルバム3枚をリリースしたけれど生前は認められず、1974年に亡くなったんだそう。ええ曲やん・・・
旦那は日常のちょっとしたことはすぐ忘れるくせに、一度見た映画に出てきた音楽や細かいセリフを異様に覚えていたりと、変なところで記憶力を発揮することがあるのだけれど、人力検索もまだまだ健在でありました。
ああ楽しかった!