愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

イーストベイおでかけガイド:メイカー魂炸裂!進化するジャンクヤード公園

近所の公園や学校の校庭で遊ぶのに飽きたら、時々車で遠出して別の街の公園に出かけることもあります。お金のある街の公園はやっぱり施設が立派ね〜とか、遊びに来ている家族の人種や年齢層も様々で、そんなのを観察するのもなかなか面白い。


さて雨続きのベイエリアですが、晴れ間が見えたこの日は車でバークレーまで足を伸ばしました。目的地はここ、バークレーのマリーナにある「Adventure Playground

 
ジャンクヤード!?ではございません。こちら立派な公園ですよ!1979年からある公園だそうで、全て子供とスタッフによる手作りです。

 


一応対象年齢が7歳以上となっていますが、それ以下の年齢の子供も、親同伴の場合入れます。子供だけで遊ぶ場合は有料。入り口でサインアップしますが、特に親は子供から目を離さないよう注意が必要となります。なぜならば・・・この公園、決して「安全」な公園ではないからなのだ!!


決してジャンクヤードではないですが、ほぼジャンクヤードっぽいこの公園。子供達は、金槌、釘やのこぎりなどのツールを貸してもらい、木材を好き勝手に切ったり、釘を打ったり、ペンキを塗ったりすることができます。ここでは面白いルールがあり、「落ちている釘○個」「ささくれた木材」「落ちているゴミ○個」「その他危険物」を公園内で見つけると、そのご褒美にこういったツールを貸してくれます。子供にとって危険なものやゴミなどを子供に率先して探させるところがいいですね。釘を見つけるための磁石がついたツールも貸してくれますよ。


小さいさんものこぎりで木材を切り、釘をうち、何やらピンクのL形をつくりました。


色んな廃材を使って作られた遊具。古いサンドバッグ、真っ二つに割れたサーフボード、ボロボロのタイヤや壊れたピアノ(鍵盤も何もかもペンキで塗り固められているw)


打楽器コーナー。


廃材で作った秘密基地風小屋、タイヤをつなげて作った筒状のモノの中に入って坂を転げ落ちる遊具、風雲たけし城風綱渡りやジップラインなど色々あり、子供は2時間ぐらい夢中で遊んでいました。遊んでいる間にも、スタッフや子供達が板でもって新しい遊具を作ったり増築していたり、またペンキをもった子供達がそこら中の遊具にペンキを塗りたくりますので、四六時中どこかがペンキ塗りたて、です。

いつも塗りたてにつき絶対座ってはいけないベンチ


週末しか開いていないようですが、大人も子供も、汚れてもいい格好で行くべし。安全性だなんだと、日本でやったら色々言われそうな気もしないではありませんが、全て自己責任でw 多分次回遊びに行った時にはまた色も形も進化を遂げていそうな予感。色々創造力を掻き立てる、いかにもバークレー!って感じの面白い公園でした。