愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

日本に行って来ました⑩ アンデルセン本店へ潜入!

広島の街は、道広し、緑多し、そしてアーケード多し。中心街は碁盤の目のように商店街があり、アーケードでつながっているので買い物しやすそう。便利。東急ハンズとかも弟の家から自転車でぽっと行ける。なんだよこれ、いいなあ。ブランドの店とかもまあある。パルコもあった。
 
そして広島の百貨店、福屋もすごい。なんというか、昭和の「ひゃっかてん」的なものが地方にはこんなキレイに残ってるんだなーという感じがする。ロビーのおしゃれな椅子には年寄りが休憩しているし、エレベーターガールはいるし(こういう業務が職業としてまだ存在し、そしてその業務がとてもキレイな制服を着て、とても丁寧に遂行されている・・というのがアメリカではまずありえなく、その仕事ぶりに感嘆するのは、単なるカルチャーショックか)、催し物会場では物産展があったり、ちょっとした展覧会が開催されている。レースのハンカチとか、ちょっとしたヘアバンドなんかもちゃんとウィンドウに並べて売っている感じ。なんだかとても懐かしい。
 


広島で買い物するつもりは毛頭なかったが、広島らしいところといえば・・・ということで、パンのアンデルセンアンデルセンベーカリーの本店に行ってみることにした。アンデルセン、サンフランシスコ・ベイエリアにもいくつも店舗があるんですよ。日本の食パンやらを買おうと思ったら、アンデルセンにお世話になってます。

外観を撮り忘れた!なんでも昔銀行だった歴史的建造物の中に入っているんだとか。でもアーケードのごちゃごちゃ感にまぎれて、そんな歴史感に全く気づかず・・・

入り口には、レゴのバイキングがお出迎え。なんでもデンマークフェア開催中ですってよ!

 
アンデルセン、って言うくらいで、このお店はデンマークで食べたダニッシュを再現して売ったりするところから始まったそうなので、とにかくデンマーク・ラブ。ベイエリアにもお店があるけれど、なんでもコペンハーゲンにまで支店があるそうで、先日デンマークに遊びに行っていた友達が寄ってみたらしい。
 
(ちなみにこの友人に、コペンハーゲンといえばコッペパンの発祥地だから食べておくように、もともとは軍の食糧として開発されたものだとホラを吹いたら見事に信じたw)
 
本店の建物、6階建て。もう建物に入った途端に、なんだかパラダイスですよ・・いや、バイキングの天国だからヴァルハラか・・・
 


これでもか!


これでもか!

 
・・っていう位のパンやらケーキやらの数々。そして1階にはお花屋さんも。ここに住みたいぞ。
 
エスカレーターを上がってまずは3階に行くと、北欧グッズ(家具とか、食器とか、おもちゃとか・・)が売っている。なんか可愛いなあー欲しいなーでも高いなー持ち帰れないなー。北欧しばりってことでアレだけど、これはデンマークじゃなくてフィンランドですわね。
 


ここで弟夫婦と待ち合わせ、2階の食堂へ!
フードコート的なレイアウト&品揃えではあるけれど、色々あってわくわく目移りするよ!中華なんかもあった。


デザートに手をだした記憶がありません・・なぜ食べなんだ・・・


目移りした挙句、結局日本っぽい食べ物、として「ハンバーグ」をチョイスしてみました・・・。合いびき肉を使ったような、至ってとっても普通のお味。

 

 レストランはちょっと子供のお誕生日とか、買い物途中のランチなんかにいい感じですね。でもこんな巨大なパン屋が近くにあったらヤバイ。通いつめてしまいそうだ。アメリカでも、こういう「日本風のパン屋」は、おフランスや他の西洋のベイカリーとは別ジャンルとして確立されており、ふわっふわのベーグルとか、ふわっふわの食パンとか、いわゆる「お惣菜パン」みたいなのが欲しい時には良く行きます。類似品として中華系や韓国系のパン屋もある。歯ごたえ的には物足りないけど、食べるとなんだかちょっとホッとする感じ。そんなパン屋の総本山が、広島にあったとは〜。

ついでに、リトルマーメイドというのも、同じグループらしい。アンデルセンじゃないところのパン食べよう!と思っていても、今まで結局囲い込まれてた訳か・・