愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

続続・にわかサッカーバカ

テレビで見てるばかりじゃツマラン、やはりサッカーを生で見なければ!と地元サンノゼ・アースクエイクスの試合スケジュールをチェックしていたのですが、まあなんという素晴らしいタイミングで、ベイエリアでこんな試合を見ることができました。

人生初のサッカー観戦は

 

 

 
インテルのことを、ずっと


が所有するチームだと思っていたのはこの際置いておいて・・・(本当はイタリア語のInternazionaleの略です・・・)

ギネス杯といってヨーロッパの強豪チームがアメリカ・カナダの色んな都市で試合をする、いわば興行試合みたいなのが現在行われていて、UCバークレーのスタジアムを使ってレアルとインテルの試合があったのでした!うわーラッキー!


混雑が予想されるだろうと、地下鉄で行ったのですが、もう最寄り駅からユニフォーム着て乗ってくる人が続々。しかもみんなレアルファン!!みんな強いチームがお好き&やっぱりラテン系が多いからなんでしょうか。インテルの攻撃になるとみんなブーイングしたりして、まるでレアルのホームのようでした。

 


しかしチケット高かった!ゴール裏で45ドルぐらい、その斜め横で65ドル。ミッドフィールドのあたりはなんと300ドルの席も!まあ興行試合だからしょうがないのかな。芝生もこの試合のためにわざわざひいたらしいです。試合が終わったら地元の公園とかに寄付するんですって。

ワールドカップ後だしシーズン前だし、移籍でごちゃごちゃしてる人もいるしということで、特にレアルはスタメンはほとんど出ず。ロナウドに至っては日本にいたって?!でも前半にはガレス・ベイルがしゅぱーっとロングシュートを決めた!前半はレアルがずいぶん優勢で、レアルのゴール裏に近い席に陣取っていた私達はあっち側のゴールでごちゃごちゃやっているのを遠くから見守る形に・・。実はこのシュートも角度のせいでそんなロングなものに見えなかったという罠。そして後半はなぜか今度はインテルが攻め始める!つまりはまた向こう側のゴールでごちゃごちゃやっているのを見る形に・・w でも後半は長友が出てきました!他の選手と比べるとやっぱり小さい。しかしその分動きや走りがキキッ!としてました。その他色々感想:


  • 相撲の土俵同様、実際見てみるとフィールド意外と小さい。このバークレーのスタジアムはコーナー蹴るのもきゅうきゅうなぐらいサイドにスペースがないせいもあったようです
  • キーパー、でか!実際サッカーやる友達に言わせると、実際のゴールはキーパーがスペースを埋めるので開いてる場所があんまり見えないんだ、と言っていましたが確かにテレビで見るのと空間の感じが違う
  • 試合途中で子供乱入。選手にサインをもらっていました。セキュリティ激怒。なぜかイエローカードももらい退場。子供大喜び。あれって仕込みじゃないよねw(他のレアルの試合でも乱入あったらしい)
  • スタメンじゃない選手が多かったですが、アピールできる格好のチャンスだからか結構本気でプレーしてました。途中エキサイトして選手同士で突き飛ばし合うシーンも。喧嘩だ喧嘩だ!
  • でもこんな試合で怪我したらバカにならない。ロスタイムは結局ゼロ。試合は引き分けで終わり、その後延長なしのPK合戦。長友さんPKは外しましたがインテルの勝ちー。
  • 全体を良く見渡せる席でしたが、個別の選手、どれが誰だか完全には認識できず。そんな中、なんとなく走りや動きに余裕があって綺麗でいいなと思ったのはインテルの5番、フアン・ジェズス。いい選手なのかはよく知らんが、ブラジル代表DFだそうで。
  • お客さん、みんなでチャントできるほどのファンは少なかったので結構おとなし目な観戦でした。時々うわーっとウェイブはやったけど。解説の音声のはいらない試合って意外と静か目なものなのね。
  • ワールドカップで見るよりパスのつなぎとかが結構綺麗でスピードがあって凄かったです。二軍多しとはいえさすがプロ、現物は随分違う!といってもゴールキーパーが思い切り敵にパス投げたりもしてましたがww
 
会場でこんなの配ってたんですがいまだに用途がよくわかりません。両手に持つ所があって、そして縦縞に合わせて折り線がついてる。
 
今回の試合、6万2000人ほど入ったようです。アメリカではサッカーといえば女子が強い、でも今回のワールドカップも頑張ったし、大分サッカー人気も定着してきているようです。サッカーママなんて言葉が教育ママ的な感じで使われている位なので、今の子供達が大きくなったらさらにもっと変わっているかもしれないなあ。今後も機会があれば観戦に行きたいな。ただSJ Earthquakesが地元のチームではあるのですが、どのリーグを追うか、どのチームを応援するかまだ決めかねています。