愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

アラメダの浮かれ電飾

。。。始まってます。

というか、クリスマス頃になると家を電飾でバンバン飾ることを「浮かれ電飾」って日本では言うんですねー。初めて知りました。

アラメダに限らず、感謝祭が終わり12月に入ると住宅地のあちこちで、この「浮かれ電飾」を見ることができます。アラメダでは、トンプソンストリートという通りにある住宅地が有名で、98%の家が全部浮かれてます。

 


98%っていうのは、こないだ見に行ったら1軒だけなーんにもしてない家があったからなんですが・・・、これから電飾つけるのか、1軒だけボイコットなのかはまだ謎です。毎晩ボランティアの人がサンタさんもやっています。ここの所ベイエリアは氷点下になるほど寒いという異常気象なので、ご苦労様なことです。

毎年の事なので、ディスプレイは毎年特に変わり映えはしないんですが、この家が一番すごい。

 
何がすごいって、電飾の数だけでなく、何十分に一度、音楽がなってそれに合わせて電飾がピカピカ、光のショーをやるのです。凝り過ぎ。
 
結構アラメダって浮かれた島なのか、この通りにかぎらず、車で運転していたらうちのご近所の3割ぐらいは実は浮かれ電飾をやっていたことに気づきました。というかうちのお隣も実はすごくて、家の前の街路樹から何から全部電飾煌々。お隣に面している我が家の子ども部屋が夜になると電飾の反射でうす赤く光ってる位です。それに触発されているのか向こう3軒も今年に入って急に派手な電飾がつきはじめ、向かいの家も窓から見ると2−3軒ピカピカしてます。お陰で家に帰る時目印になっていいんですが(笑)
 
うちも旦那が去年ちょっと張り切って、家の前のところに電飾をつけたんですがお隣と比べるとあまりにしょぼすぎて悲しすぎました。でもこれってどんどんご近所同士で張り合って、どんどん派手になる。。っていうことはありえるだろうな。。ってそういう映画がちょっと前になかったっけ。全国クリスマス電飾コンテストみたいなのは実際あるみたいで、そのリアリティーショーもあるらしい。
 
そういえばうちの親戚筋にミステリー小説家がいるんですが、新興系キリスト教の牧師が家にものすごい浮かれ電飾を施し、スピーカーで賛美歌もガンガンかけまくり、それがあまりに眩しくうるさく、お隣のユダヤ人一家とトラブルになり、てんやわんやの大騒ぎ・・ってな小説をずいぶん以前に出版していました・・。それほど浮かれ電飾って、奥が深いんですね(違)
 
ベイエリアで一番浮かれっぷりがすごいのは、サンカルロスのCandy Cane Laneと呼ばれているところでここはもう歌舞伎町なみ。こういうところに家を買うと、電飾することは地域の決まりで必須、みたいな部分もあるので、色々大変そう。アラメダのトンプソンストリートは、電気代の一部を電力会社が補助してるみたいな話は聞いたことがありますが、電飾で浮かれるのもなかなか楽じゃなさそうです。