愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

夏の楽しみ、イーストベイお出かけガイド2

8月に入ってなんだか午前中はどんより曇り空の多い今日この頃。お昼すぎには雲がぱーっと晴れていいお天気にはなりますが、それでも風は少しひやっとしていて、なんだかもう夏が終わっていくような気分。夜なんか寒くて暖房入れる日もある位です。なんだかんだいってこの島はサンフランシスコに隣接してるので、霧や海の影響は免れないってところでしょうか。

そんな中、結構暑い日も多かった6,7月のアクティビティを中心に、イーストベイ夏のお出かけガイド?その2です。

Chabot Space and Science Center

 
オークランドの丘の上にある宇宙科学系の博物館。宇宙探査や宇宙に関するディスプレイのほか、小さい子供が遊べるパズルやら色々な知育系?のおもちゃルームもあります。ここで小さいさん初めてのプラネタリウムも経験。怖がるかと思ったら、意外と楽しんでいました。Bank of Americaのカードを持っている人は、毎月最初の週末、入場料が無料になります!
 
Lawrence Hall of Science
 
こちらはUCバークレーのキャンパス内、丘の上にある科学博物館です。イーストベイって、意外と子供向けのこういう施設が充実している感じがする。もちろんサンフランシスコまで行けばアカデミーオブサイエンスという立派な施設があるんですが、高いし混む。結構気軽に、そんなに高くなく行ける施設がイーストベイには多いかも。
 
ここは大学がやっている子供向けの科学博物館なのですが、工作室で親子でカタパルトを作ってみたり、コンピューターで新種のウィルスを作ってみたり、空気砲を打ってみたり・・と色々なアクティビティが楽しめるので、子供はガッツリ釘付けです。お天気の悪い週末に行ったのですが、結局6時間ぐらい過ごしてしまいました。ここはかなりオススメです。
 

 

 
キャンプ〜!!
 
夏といえばキャンプ!今年はお友達に誘ってもらって、初めてのキャンプにも行きました。実は私も旦那も、今までテントでキャンプしたことがないシティー派だったのです(苦笑)。初めてのキャンプは何を持っていけばいいやらも全くわからず。我が家とは逆にキャンプしまくりの陳家兄にキャンプ道具一式借りての参加となりました。ドキドキの第一弾は、ものすごく近場、家から車で30−40分で着く、カストロバレーのキャンプ場。
 
ハイウェイ降りて、カストロバレーのまちなかを通り抜けていくとあっという間にこんな環境に!
 
 

 

 

 

 
あまりにまちなかに近いので、夜にはハイウェイを走る車の音や電車の音まで聞こえてきます。ここではちょっとハイキングをしたり、BBQしたりマシュマロ焼いてみたり。子どもたちもテントの中に集まってワーキャー大騒ぎ。初テントの寝心地は、ちと寒かった+テントの中にいると、外から聞こえる音の方角がよくわからなくなり、物音がするたびに近くに誰かいるのでは!と緊張してしまい、さらにはブレアウィッチ・プロジェクトを思い出してちと眠れず・・(結局物音はアライグマか何かだった模様で、クーラーボックスを荒らされていた。笑)でも楽しかった!子供はテントだろうが何だろうが全く平気でした。
 
これに味をしめて、第二弾にも参加。第二弾はちょっと運転したところ内陸部にあるリバモアのデルバレというキャンプ場に行きました。
 
この日は、ベイエリアにヒートウェイブがやってきて、内陸の気温は40度超え。涼しいアラメダからリバモアについて車から降りた途端、暑くて死ぬ!!!
 
とても暑かったので、1日目も2日目も、ほとんどキャンプ場の近くにある湖で過ごしました。水が苦手な小さいさん、最初は嫌だーと泣いていたのですが、お友達がじゃばじゃば入って遊びに行くのにつれられて、最後はなんだか水遊びが大好きに!
 
 
夜はキャンプファイヤーにBBQ、子どもたちはヘッドライトつけて探検ごっこ。小さい時から、こういう環境で色んな刺激を受けられるのは、何ごとにも代えがたい経験になってくれるんじゃないかなー。

 

 

 
夜はちょっと冷えたものの、8時頃太陽が上がったらもうテントの中もあちちち!って感じで寝ていられない位でした。陳家はこのキャンプのあと、とうとう自前テントを購入。さて次のキャンプはどこへ行こう?次回はぜひ、夢の飯盒炊爨+カレーを作ってみたいです。
 
アートフェア色々
 
芸術の夏!色んなところのアート関連のイベントにも行きました。結構無料で子どもたちが楽しめるアクティビティもあるので、オススメです。
 
まずはパロアルトで開催されていた、焼き物陶器系のアートフェア。この日はちょうど、フロリダで黒人の少年が自警団の人に射殺されるという事件の裁判で無罪判決が下り、それを受けてオークランドで暴動がありそうな感じだったので、オークランドを避けて南下してみました。
 
 
こんな感じで色々な作家の作品を展示販売するテントがずらり。何がすごいって、さすがスタンフォードのお膝元、シリコンバレーのお金持ちも多く住む場所だけあって、市のアートセンターがあって、そこが会場になっていました。
 
子供がマグネットでコラージュを作ったり、粘土細工をしたり、陶器のかけらに色を塗ったりできるアクティビティもあり、親としてはもう少し陶器の作品をじっくり見たかったなぁとは思うものの、十分楽しめました。
 

 

 

 
こちらはバークレーにある子供向けのアートスタジオ。オークランドやアラメダにも結構あり、放課後のアクティビティとして子どもたちは通います。この日はこのスタジオの開設記念日とのことでこれまた無料イベント。折り紙をしたり、フェイスペインティングをしたり。

 

 
コルクなどの材料で人形をつくってみましょう、というのでなんとなく吉田戦車風のしいたけを作成。

 

 
代わってこちらはアラメダの公園。週末に地元のストリングアカデミーの先生による弦楽コンサートがありました。
 
 
自分のバイオリンを作ってみよう!という工作も。

 


このストリングアカデミーの先生たちはかなり演奏レベル高くて良かったです。ただし選曲が晴れた清々しい公園で子どもたちに聴かせるには、マイナーでスローテンポだったかも・・w

サンフランシスコ動物園
 
イーストベイじゃないですが、オークランドの動物園に飽きたらたまには。サンフランシスコ市民の人は、無料で入場できる日もありますよ(ここでチェック)。我が家はまだ免許証に載ってる住所がサンフランシスコなので、あと2年ぐらいは行けそう・・w
 
夏寒いサンフランシスコ、しかもこの動物園は海沿いなのでさらに寒い!12度ぐらい?フリース必須。

 

 

 
結構なスピードで園内を走る暴走機関車、そしてそこらへんを闊歩しているくじゃくにも逢えます。この日は小さいさん、地図を片手に「ヒッポ」に会うんだと、なぜかカバに夢中でした。

 

 
オークランドのヒップなイベント色々

 

アラメダから橋を渡った向こうのオークランドジャック・ロンドンスクエアでは週末に色々なイベントをやっています。これは自転車イベント、ペダルフェスト。
 
アメリカの自転車乗り、ツール・ド・フランスに出るんですかというようなロードバイク系の人達とは別に、まちなかを自転車で疾走する人達は、また別に独特のアングラ風文化を構築していて、そんな人達が集まったイベントでした。
 
 
 
 
大昔、小さいさんが生まれる随分前に行った自転車アングライベントの人達も来ていました。当時あのステージで、お腹ほっぽり出してスラッシュメタルをがなっていた妊婦の人がいましたが・・・あの時の子供も今はきっと5歳ぐらいか。
 
 
小さいパノラマ写真ですが、横に自転車が沢山設置されている音楽ステージ。自転車で人力発電した電力で、DJが音楽回しています。

 

 

 
そしてこちらは、オークランドのアート&ソウルフェスティバル。ダウンタウンの道路を閉めきり、特設ステージ3つが設けられた音楽イベント。食べ物の屋台やアートの屋台も沢山。観客の8割は土地柄、アフリカ系。このステージではゴスペルバンドが演奏していました。ゴスペルは日本でも習い事で人気みたいですが、やっぱりDo you believe in god? Praise the lord!とか言われてみんなアーメン!とか叫んでいる中、別にそんなに信じてない私はうーん、やっぱりノリでもよう言わんわ、と思ってしまいましたw

 

 
移動式の小さな子供用遊園地もあって、小さいさんも色々な乗り物に乗り大満足。
 
 
これは外装が全部レゴ板になっているトラック。

 

 
ティーンエージャーが主体でやっている地元のサーカス学校のパフォーマンス。ちょっと小さいですが、シルクドソレイユ風な演技をしているのは11歳の女の子!すごかった、けど演技がどれもこれも結構セクシー系でした。

 

 

読書の夏!!
 
読書といえば日本は秋ですが、アメリカは夏。夏休み宿題も出ないし、長いバケーションの間に本をしっかり読んでおこうという感じでしょうか。地元の図書館で子供向けに読書スタンプラリーをやっていて、小さいさんも参加。お母さんに読んでもらった本の冊数に応じてご褒美のステッカーやちょっとした玩具がもらえるシステム。日本語英語のほん取り混ぜて20冊ぐらいは読んだかな。ちょっとですがアラメダの図書館は日本語の絵本もあります。