愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

大阪クイダオレLost in Translation


くいだおれの途中で閑話休題・・。旦那がはげしくクイダオレーに興味を持つようになったきっかけは、世界一うらやましい職業を持つアンソニーボーデンの旅番組でした。よく調べたらこの番組、日本ではディスカバリーチャンネルで「アンソニー世界を喰らう」というタイトルで放送されているらしい!


さっそく探してみたら、大阪クイダオレ編、日本語の字幕がついてるのがありました。しかしこの番組の字幕を見て愕然。ボーデンさんの良くも悪くも特徴は、ニューヨーク・ニュージャージーならではの、ちょっとひねたものの見方や毒舌だったりするのですが、それがまーったくなりをひそめている!彼がただの海外に興味を持っている、礼儀正しいレポーターのお兄ちゃんみたいになっているではないか・・・!翻訳もはしょっているところ多数。毒舌の部分も、内容変えちゃってるし!公共の電波に乗せるものだからと、お行儀よく無難にまとめちゃってる感じ。日本ではこんなのが放送されているのか?がっかり。というか、こんな字幕翻訳は犯罪なんじゃないだろうか。だってあまりにも内容が違いすぎるんだもの。今までこの番組を日本語字幕で見たことのあるかた。それはおそらく、雰囲気・内容ともに正しくありません。翻訳の力、情報操作、オソロシ・・。


(ニコ動なので登録が必要だよ)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5915171


個人的に字幕をつけているビデオも発見。これはすばらしい!こちらのほうがオリジナルの雰囲気に忠実。この雲泥の差を、ぜひぜひぜひご覧ください。


その1:http://www.nicovideo.jp/watch/sm5915171
その2:http://www.nicovideo.jp/watch/sm6152765