愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

 墓めぐり


フォーをすすってちょっと元気になったので、フエ滞在2日目の午後は旦那と一緒に、郊外へ皇帝のお墓めぐりバスツアーに参加することに。ガイドブックを見ていると、日本語ツアーも色々あるようですが、大体お値段が5倍ぐらい違う!英語だと6ドルで行けるツアーが、日本語だと30ドルとかだったり。日本語のガイドの需要と供給の問題なのか、よりすばらしいサービスがあるのか、そこらへんのところは謎です。


ホテルの前に幼稚園の送迎マイクロバスみたいなのがやってきて、いざ出発。どんなにクオリティが高かったとしても、日本語のわからない旦那がいるので日本語ツアーは無理。ずいぶんお安い英語ツアーに参加しました。参加者はアメリカ人(陳家)、オーストラリア人、スコットランド人、フランス人、あんまり英語のわからない中国人、などなど。ほくろに長い毛を生やしたガイドのおっちゃん(これ、アジアに行くとよく目にしてうへー!と思うのだけれど、なんでも毛を伸ばすとグッドラックらしい・・えぇぇぇ)が、英語のほかに流暢なおフランス語でもご案内をしてくれます。


運転手さん、このガイドのおっちゃんのほかに、なぜか役割がいまいち不明なおっちゃんが一人乗っていました。眼光するどい彼は、まさか公安?そういえばベトナムはホテルに行くとフロントにパスポートを預けさせられるので、旦那がえらくいやがっていました。まあ、持ち歩いてなくしたりスラれたりするよりいいんじゃーん、なんて私は思っていましたが・・・。やっぱりガイコク人の出入りには厳しいのかも。


向かったのは、阮朝の歴代の皇帝のお墓。これもユネスコ文化遺産とかになっているとか。郊外の道なき山道を進みます。周りには山、そして畑・・・・。マイクロバス、結構小さいのですが、それでも道路わきにある掘っ立て小屋のような農家や、そこをうろうろしている犬や野良ニワトリやらを、いつ押しつぶしてしまうか心配なくらいの距離。でもやっぱり広がる緑を見ていると、すごく気持ちよかったです。前世はベトナム人、なんてクサイことは言わないけれど、やっぱりDNAのどこかに東南アジアから渡ってきた血があるのかなぁ〜、なんて思ってしまうくらい、違和感のない、落ち着く風景でした。


ここまで書いて力尽きてしまった・・・ツアーはまだまだ続く。