愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

青い天使が飛んできた


毎年恒例のFleet Week。軍艦のほかに戦闘機がやってきて、エアーショーをやっています。木曜日ぐらいに海軍と空軍の戦闘機がやってきて、ずーっと飛行訓練をやるので、市内にいるとうるさくてしょうがない。もう毎年のことなので慣れましたが・・・毎回やる曲芸も一緒なので、ちょっと飽きてきた。でもまあ、混雑する会場に行かずとも、家の屋上から(たまに家の窓から)ブルーエンジェルのショーを何回も見られるのは、ちょっと贅沢といえば贅沢。


新しいカメラのズームがとってもへぼいので、今年は写真もあまり撮る気もなくダラダラと見るのみ。第二次大戦中の飛行機がアクロバット飛行したり、空軍の戦闘機(F16)がお尻から色を出してぐるっと回ったり、ハート型を作ってそこにキューピッドの矢が大当たり、とやってみたり。


海軍のアクロバットチームブルーエンジェルスはF18でございます。第二次大戦中の飛行機が虫のようにぶーん、ぶーんと音を立てていたのに大してこちらはきゅるきゅるきゅる、ぐおぉーーーーーーーっともうこの世の終わりのような音を出して飛んでいきます。結構この音だけで敵への心理的圧迫ってあるんじゃないかしら。ワシントンDCにいた9・11当日、戦闘機が本当のスクランブル発進して上空をものすごい音で飛んでいったのを思い出します。しかもぐおーーーーーっと言ったかと思うとぴたっ!と音が消えたりするのです。これが空爆だったらたまらんなあ。ショーでよかった。





小さいときから乗り物酔いがひどくて、遠足などはバスで酔うので憂鬱だったし、船はヨットでも恐怖で酔いどめ無しでは考えられないのに、なぜか飛行機だけは大好きで、どれだけ揺れてもなんともないのです。実はひそかにあの戦闘機に一度でいいから乗ってみたい・・というのが野望です。いくら毎年おんなじでも、やっぱり飛行機格好いい!旦那に「今からパイロットになれる?」と聞いて顰蹙を買いました(笑)