愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

愉快的陳家3周年

おかげさまをもちまして、愉快的陳家はこの日で3周年を迎えました!3年前のこの日、ニューヨークでの結婚式に来てくださった皆々様方、ありがとうございます!仕事の合間にきぃきぃと式の準備をしたり、式の前に雪が降ってびびったり、式の前日の夜トルココーヒーを飲んで朝3時ぐらいまで寝られなくなってしまったり、でもなんだかんだいって宴会では大飯くらったり、日本のお友達が花笠音頭を踊ってくれたと思ったら、ニュージャージーのお友達がユダヤ式に私たちを椅子に乗っけて踊りまくったり・・・面白かったなぁ。


その後サンフランシスコに移動した結婚一年目は質素に家で料理をしてお祝いし、二年目の去年はロードレーサーに混じって重たいマウンテンバイクでサンアルセルモまでツーリングをし、旦那の3度のパンクに付き合ったあげく、自転車をこいでいる先からものすごい筋肉痛になりつつ、おフランスレストランの予約30分前にひぃひぃいいながら家にたどり着き、がくがくの足であわててアニバーサリーディナーを食べに行った記憶が・・・(笑)


三年目の今回は、昔サンフランシスコに住んでいた義理姉夫婦、そして最近ではイタリア人にもオススメされた、イタリア料理店Acquerello.というところに予約をとって行ってきました。このレストラン、日本でいったら「○○荘」みたいな感じの、ほんとにボロっとしたアパートの1階にあります。隣はこれまた、ベニヤ板の看板をだした、ひなびた感じのネイルサロン。とてもこんなところに高級イタリヤ料理店があるなんて想像だにできないのですが、中にはいるとそれはもう別世界!


コースごとに違うワインが楽しめるテイスティングメニューもあったのだけど、そんなに飲めないし、とアラカルトでカンパチマグロのタルタル、フォアグラのパスタ、そしてホタテのグリルしたのを注文しました。ワインはよくわかんなかったので、お店の人と相談してイタリアのどっかのなんとかという白ワインを(笑)。旦那はイワシの前菜、ラグソースのパスタ、鴨を注文。どかんと来る赤ワインを!といったらこれもまたイタリアのどっかのなんとかというワインを自信を持ってオススメしてくれました。これがまたおいしくて、うおーと二人で喜んで飲んでいたら、酒飲みと思われたらしく、イタリア人のウェイターのおじちゃんが、「こらっ!何やってるの!」とかいいながら、どかどか注ぎにきてくれました(笑)


お料理もサービスもよくってとっても満足でした。あまりにおいしくてにこにこしてしまった。特にフォアグラのパスタはすごかった!フォアグラを裏ごししたソースがかかっているのですが、濃厚&結構甘味のあるソースが、すごい。これに白ワインはあわないかもね〜、とお店の人が言っていたので、じゃあそのときはワイン飲まないで食べるのに集中するし、といいつつ、うを〜わお〜、といいながら食べていたら、わざわざ合う甘めのワインを見繕って、おまけに持ってきてくれました。これがまたナイス。でも実際はそんなに酒飲みじゃないので、これでかなり酔いがまわってしまいましたが・・・


音楽もかかってないし、ゆったりした雰囲気のせいか、二人で時間を忘れてかなりおしゃべりしてしまいました。料理の量はそんなに多くないのだけれど、料理もゆっくり運ばれてくるので、最後のほうでは結構お腹いっぱいでデザートは見送り。でもハッピーアニバーサリーとお皿に書いたビスコッティと、チョコレートのお土産をくれました。平日の夜だったけど、なかなか良いアニバーサリーディナーでした。散財してしまったがなー。あまりに食べることとおしゃべりに集中してしまい、写真はとらずじまい。でも楽しいときってそんなもんなのかも。記憶に残ってりゃ、それでいいや。


さて3年目は、「皮婚式」なんだそーです。か、皮ですか?レザー?結婚記念にそんなアブナイものを!などとサンフランシスコ病の頭で考えてしまいましたが、皮、またはガラス婚なんだそうで、旦那がガラスで出来たちょっとしたキャンドルホルダーを買ってきてくれていました。いやー、いいね。3年目も、また健康で愉快に過ごせますように!


もるとべーね、なレストラン、特別な日にオススメです↓
http://www.acquerello.com/